油を熱してフライパンに薄くのばしたお餅(予め加熱してやわくしておく)の上に、キャベツの千切りとシュレッドチーズをオンしてフタ。
お餅がこんがり焼けてきたら豚コマを並べ、真ん中に作ったくぼみに卵を割り入れる。
卵をくずしてのばしたら全体をひっくり返してフタ。
焼き色ついたらソースかけてかつ節のっけてできあがり。
料理中にジュッて音がしたりブワッと匂いがしたりモウモウけむりが立ったりすると元気でるよね。
私もあんな風に子どもの(あるいは昔子どもだった)患者さん達に惜しまれながら引退したいわー。なんだかずるい、ずるいよあんなの。いいなー。
それぞれの働き方があって、互いにいろんな意見がある。でもなんというか…少なくとも、求められたものを、希望を与えるのは医者の重大な役目だと感じたんだ。
だから大学案内に載る文章には前向きなことばを付け足して送ってやったぞ。
未来の後輩たちよ、あとは入学してから自分の目で見て文句なり何なり言ってくれ。その時私はもういない。
人が喜ぶ顔を見ると嬉しくなるってのは自然なことだと思うのですよ。
一方で、人の顔いつも気にしたり、人の顔いつも気にしてる人々とばかり一緒にいると、時々疲れるね。
そんな私に、病理のプレゼン作り。
神さまから与えられた仕事かも。
あろうことかちょっと楽しい気さえする。
病理のあの面白い先生たちを見習って、黙々とやります。
顕微鏡なんて、正しい所見を探し当てたところで何の反応も返してくれないんだから。(ピンポーンくらいは鳴ってくれると助かるんだけど。)