「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「秋風揺れて!」

2023年10月30日 | スポーツ・観戦

                   

秋の桜とも書くコスモスの花。色んな場面で色んな形で歌われたり、詩の題材になったりしている。秋の風にゆ~らゆ~ら揺れる頼りなさを感じさせながらちゃんとした1本の茎としてがんばっている、そんな姿が好きな花の一つである。

コスモスの語源は、ギリシャ語の「宇宙」の「秩序」を意味し、コスモスとはラテン語で星座の世界、つまり秩序をもつ完結した世界体系としての宇宙のことである。 というふうにネットで説明されている。分かったようでよく飲み込めない話ではある。ただ一つ知っているのは、コスモスの花芯にある黄色い部分のどれかに宇宙を思わせる星が見えるということである。おひまな方は一度花芯を覗いてみては如何?

別にコスモスの花のウンチクが云いたいのではなくて、秋風にゆ~らゆ~ら揺れるコスモスにも似た立場の人のことを考えてみたい。
プロ野球は日本シリーズで関西球団対決の盛り上がりを見せる中、各チームとも戦力外通告と称する一方的解雇通知が発せられる時期である。
イヤな世の中だね~と思いつつ、そんな残酷な話が現実に起きているのよ。ふる里の星として華々しく加入したプロ野球の世界。順調に成長してゼニの取れる選手になれるのは一握り。大半が5~10年で見切りを付けられる、というか自ら見切りを付けなくてはならない。。

ゼニはグラウンドに落ちている。拾い上げるのはお前の力だよ!って檄を飛ばした監督がいたのを思い出している。まさにその通り、滅多に与えられないチャンスを運よく確実にモノにした人間だけが生き残れる世界。きびしいよね~。それでも夢を追って一回こっきりの人生を賭けてみるのもまた面白い。

今は可能性がないと思っているから「野球をやるのならプロを狙え!」などと勝手なことを言う追っかけ爺ではあるが、本当に高校・大学で活躍してプロの世界が見えた時、いったいなにを思うのだろう。オットット、いくら追っかけ爺とはいえ、孫君のそこまでお付き合いは出来ないし、その心配もないだろう。でもこれはここだけの話で、たとえ練習試合でもこの爺が応援に行けば喜んでくれるし、ヒット1本は打とうと努力してくれる。

身体の痛さや目前の手術の話など一切考えず、体いっぱいに応援してやれる気持ちになりたい。コスモスの花のようにゆ~らゆ~ら揺れているには自分自身なのだとわかった。

コメント
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