「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「釣瓶落としの」

2023年10月12日 | 季節の移ろい・出来事

  
          釣瓶落としと言われる秋の夕暮れ                  夕暮れ写真を撮るあぜ道に、何故か1本の彼岸花が

間違いなく季節は巡っている。「暑いね~いったいいつになったら秋が来るの?」そんな会話を交わして来たのはつい先ごろ。
1日の最高温度がどんどん下がり、といっても今年ばかりは最高温度の下がりの遅かったこと。でもここにきてようやく本当の秋の訪れを感じている。
それも10月半ば。その遅さにはやはり特筆すべき地球温暖化が悪さをしているのだ。何とかしないと、地球が干上がり日干の山になりそう。

そんな悪口を言う前に、今の季節を楽しむのが先決だよねー。❝寂しさに宿を立ち出でながむればいずくも同じ秋の夕暮れ❞
夕食の出来上がるの待つひととき。ふと見上げればきれいな夕焼けの気配。慌ててコンデジ持って、孫たちとの散歩のあぜ道へ。もう10分早く気付けばと悔やまれる半歩遅れの夕焼けがきれい。如何にも空が高い、天高く馬肥ゆるとは、うまいい表現をしたものである。

ようやくにして、夕焼けを追いかけてみようかという気持ちの動きが出て来たのは、我が身ながらちょっと嬉しくなる。走って・・・などと気持ちは焦っても走る気にはなれない、それほど完治したわけではない帯状疱疹のしつこさ。左肋骨頂部がキリキリ痛む。少し手を当てれば我慢が出来る。それらを忘れさせるほど、季節の移り変りはいいものだと感じられる自分が、随分普通に戻ったんじゃないの。などと思えるのが嬉しい夕焼け空である。

明日も少し風があるいいお天気だ。Gゴルフ仲間の冷やかしに負けず、すこし肩を怒らせて参加してみよう。ホールインワンの2発も出してやろう。
などと、ちょと調子が良ければすぐこうなってしまう。自重、控えめに、痛いところをいたわりながらぼちぼち。草むらに咲くたった一輪の彼岸花の如く健気にしっとり目立たぬように咲く。これがいい。アタシには真似のできない強さと優しさを感じさせる。

コメント
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