♬ ちょいと一杯のつもりで呑んで いつの間にやらはしご酒
気が付きゃホームのベンチでごろ寝・・・ ・・・ ♫ ここまでは行かなくても、バブルの絶頂期を体験したご同輩には少なからずこれに近い体験をお持ちで、共感を持たれる向きも多いのではなかろうか。
一旦暖簾をくぐり始めたら、ついついあそこにちょっと寄って帰ろう。最終電車はもう発車済み。どうせタクシー代を使うのならもう一軒・・・などと。同じはしごなら、こんな景気のいい面白い物語なら有難い。今一度昔に戻って・・・などと思わないでもない。
ところが、目下の小生ときたら、はしごははしごでも病院のはしごを強いられていては趣が異なる。面白いどころの話ではない。気持ち的にはある意味どん底である。発端は8月の、かかりつけ医での健康診断である。コロナ感染を恐れて2年間は病院に近寄らなかった。それでもそのころは十分な健康が保たれていた。と自信を持ち過ぎたのが大きな誤り。知らない部分で異常が叙々に膨らんでいた。前立腺がんの発生を示す値が上がっていた。それからというもの、かかりつけ医は無呼吸症候群の連続治療にとどめて、大きな病院の泌尿器科へ。検査を継続しているときに思わぬ帯状疱疹にり患、皮膚科へ駆け込む。
これが尋常なものではなく、皮膚科から医療センターのペインクリニックへ。泌尿器科からは手術の際に眼圧に影響する体勢となるため、眼科による緑内障の検査を要請され眼科医訪問。その間、ペインクリニックで処方された飲み薬は7種類9粒を服用している。
飲み屋さんのはしごなら、呑むのはビール・水割り・チューハイなどに比べて、病院はしごでは、飲むのはお薬ばかり。ア~ア・・・。
何が何でも健康イチバンである!!そんなこたー解っていても、襲い来る病を全て避けるわけにはいかない。普段の優良生活に心掛けることが肝要。
元気でなきゃつまらん。何をやっても気が重くなる。吹っ切りたい。強力なボクシンググラブを両手にはめて闘うのだ。病のKOを狙って!!