1年間、あーでもない、こーでもないと、批判したり共感したり感心したりしながら、テレビの前で肝を焼き焼き応援して来た我が愛しのカープさん。
申し訳ないことながら今年はついに一度も、マツダスタジアムの応援シートに座ることなく終わってしまった。
それでもレギュラーシーズンを2位で終え、あわよくば日本シリーズへ、という夢を見させてくれた。が、それは夢に終わった。
それでもカープ球団の営業成績からいうと、レギュラーシーズンだけで終わってしまうよりはるかに大きな増収増益となったのは間違いない。
所詮プロ野球なのだから勝って営業収益が上がればこれに越したことはない。プラスαを5試合戦ったのだからそれでよしということにしよう。
やはり常道通り、リーグ優勝したチーム同士が日本一を争うのが自然でいい。負け惜しみなどではなく、素直にそう思っている。
そんなファーストステージやファイナルステージを逐一熱心に応援する間に、帯状疱疹の厳しい痛みを忘れている時間が多くなってい
た。これは有難いことであった。何かしら身体を動かしたい気持ちが強くなり、グラウンドゴルフにも積極的に参加した。ほったらかして何も植わっていない畑にスナップエンドウやグリンピースの苗などを植えた。
やはり体を動かしたい、何か生産活動をしたい意欲が湧いて来たのが自分でもわかる。それが嬉しい。痛い痛いで下を向いていては何にもできないし、気持ちが内向きになって、まるでコロナ蔓延の時に47日入院させられたあの時の閉塞感につながる。
ペインクリニックの医師とあれこれ細かな意思疎通ができたことがありがたい。週2回の点滴、大量の飲み薬にはこれぞ闘病という実感を持ちながら、兎に角早い回復を祈って、出来ることはした。気持ちも少しずつ前向きになっている。完治はまだまだ先の話だが取り敢えず病気に負けなかったことをヨシとしよう。