「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「雨の夏休み」

2009年07月25日 | 家族・孫話
山口豪雨の復旧が待たれる中、昨夜からの断続的な大雨は、今朝になっても止む気配を見せない。
夏休みに入って1週間を過ごす子ども達にとって、降り止まない雨はストレスの対象にもなる。
もてあますエネルギーをどこかで発散させなければ、いつも二人のいさかいの声が響く。

家の中で出来るエネルギーの発散。
そこで、ジジ・ババの出番となる。ここでは、バアちゃんの力が大いに発揮される。
朝から「パンを焼こう…」と二人が張り切ってやってくる。

食卓一面にパン作りの材料・道具が並ぶ。途中、出すべきでないところへ無遠慮に細い手が伸びる。「待ちなさい!」声が飛ぶ。小さな4本の手は手持ち無沙汰を許さない。粉は飛び散る、床は真っ白け。

ようやくそれなりの段取りを踏んで、こねてこねてこねまわす。
蒸し暑いこの室温。調合したイースト菌の発酵がはじまる。早い早い。あれよあれよという間に生地が膨れ上がる。

思い思いの形を作らせる。カタツムリ・カメさん・ウサギさん・タツノオトシゴなどなど。
彼らの手にかかれば、どれもこれも形は同じ。でもこれはカタツムリ・これはカメさん…と区別する。それなりの形を整えてやりながらようやくオーブンへ…。

将来、パン職人への道を目指すかどうかは別として、夏休みの一つの思い出作りと、エネルギー・ストレス発散の一つの方法ではある。

お陰で、今夜も明日も手作りパンが先ずはお皿に乗ってくる。グズつくお天気に八つ当たりしたくなるジジである。    

     ( 写真: あたり一面粉だらけ。ご機嫌に生地をこねまわすお二人さん )
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい