「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

虫干し。ヨーロッパ紀行 ①

2009年07月04日 | 旅行・レジャー
行ってきました、ヨーロッパ!
フランス・スイス・ドイツ。ついでに15分ばかり国境を通り抜けたオーストリア、さらには飛行機乗り継ぎの韓国。
足し算でいけば5カ国か・・・

何はともあれ、普段、陽が当たるのを好まない「カミサン」という味噌桶を引っ張り出しての虫干し旅行。
一度は話のタネにしたかったヨーロッパ見聞。ついに実現。

味噌桶の虫干しにふさわしく、連日の快晴。来る日も来る日も見事な青空が、強い紫外線と共に歓迎してくれた。
その上、日の長~いヨーロッパの初夏。日が沈むのは夜の9時45分頃。10時を過ぎても明るい空。

あれこれ見せてもらった。色々感じるところもあった。この目で確かめた。やはり行って良かった。
そして元気に無事帰ってきたことを喜んでいる。

たかが10日、されど10日。二度とないかも知れないチャンス…とばかりに、情景や背景を可能な限り詰め込んだ。写真も撮って撮って撮りまくった。あれもこれも書きたいことは山ほどある。

中でも、スイス。 真っ白い雪を頂いたアルプス連峰の輝きは、山や海に神宿る、という信仰にも似た感情が胸の奥に潜むこの身にとっては、神々しささえ感じられ身の締まる思いで仰ぎ見た。

ユングフラウヨッホ4158㍍がそそり立つ左側に、アイガー北壁。物語や映像でしかお目に掛かれなかった雄大なパノラマが視界一杯に広がる。 そしてまた何よりもマッターホルン4478㍍の雪化粧と氷河をまとった、天を突く勇姿は、実物以外では味わえない感動をおぼえた。どんな絵はがきも現物には遠く及ばない。

自然の風雨や厳しさによって創り出される、これほど強烈な立体的彫刻美を目の当たりにすると、それ以降の歴史豊かな人間の手による建造物・神社仏閣などの造形美が、大変気の毒ではあるが少し霞んでしまう感は免れない。とは言え、至る所、目にする全てが初物という感動に変わりはない。

多くの友達からお勧め頂いた今回の旅行。また大きな心の財産になったことに違いはない。もっともっと多くを、記憶のあるうちに書き残しておきたいと思っています。 飽きずにお付き合い頂けると有り難く存じ上げそうろう……ですよ。

       ( 写真: 青空に向かってそそり立つ雄大なマッターホルン。)(絵はがきではありませんぞ…) 
コメント (16)
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