パリといえば、エッフェル塔・凱旋門・シャンゼリゼ通り・セーヌ川クルーズ・ヴェルサイユ宮殿、そして忘れてならないのがルーブル美術館。
一通り踏破した。地元パリジャンはもとより、世界各国の言葉が飛び交う喧噪の中、それぞれを一通り見て回った。
いずれも遠目からでもよく見える建築物や自然の中で、ルーブル美術館「モナリザ」だけはその場に行き、近くに寄ってみなければその良さは分からない。
と思って、人混みかき分けしゃしゃり出て見た。確かにモナリザであった。直近までは近づけないよう柵をめぐらし、ガラスは二重に張ってある。カメラ撮影は禁止とまでは言わないが、フラッシュ撮影は禁止。
ここまで、芸術や文化遺産の保護に神経を使うお国柄であることが窺える。さすが……と。
今回の旅行で耳にタコが出来るほど聞かされたことが二つある。一つは、フランスはヨーロッパの中でもラテン系が色濃くて、大ざっぱな人柄・大ざっぱなやり方が普通で、日本人の感覚には合わないところがあるかも知れない。郷に入ったら郷に従え…で、腹を立てないこと。我慢をすること。
今ひとつは、スリ・置き引き・窃盗の被害に遭わないように……。何度繰り返し聞かされたことか。
小さなショルダーバッグは必ず斜めがけ。バッグ部分を前にする。そうしないと間違いなくスラれる、捕られる、無くなってしまう。と呪文のように教えられた。
仕方なし、まるっきり田舎者のお金持ちを絵で描いたように、中味は多くは入っていないバッグを大事に抱えるようにして観光する。 花の都パリ!と思って憧れていたら、聞くと見るとでは大違い。空港を出たとたんに、身の回りの貴重品には完全注意、うさんくさい親子連れなど要注意。そちらにかなりの神経を使う。興味半減。
世界の注目を集めて余りある芸術の宝庫パリ。その芸術品や文化財を手厚く保護する政策と同じくらいに、観光客保護の治安を回復する政策も望みたいものである。安心して闊歩できる街、パリのために。
(写真:世界に誇る芸術品として手厚く保護されているミロのヴィーナス・ルーブル美術館)
一通り踏破した。地元パリジャンはもとより、世界各国の言葉が飛び交う喧噪の中、それぞれを一通り見て回った。
いずれも遠目からでもよく見える建築物や自然の中で、ルーブル美術館「モナリザ」だけはその場に行き、近くに寄ってみなければその良さは分からない。
と思って、人混みかき分けしゃしゃり出て見た。確かにモナリザであった。直近までは近づけないよう柵をめぐらし、ガラスは二重に張ってある。カメラ撮影は禁止とまでは言わないが、フラッシュ撮影は禁止。
ここまで、芸術や文化遺産の保護に神経を使うお国柄であることが窺える。さすが……と。
今回の旅行で耳にタコが出来るほど聞かされたことが二つある。一つは、フランスはヨーロッパの中でもラテン系が色濃くて、大ざっぱな人柄・大ざっぱなやり方が普通で、日本人の感覚には合わないところがあるかも知れない。郷に入ったら郷に従え…で、腹を立てないこと。我慢をすること。
今ひとつは、スリ・置き引き・窃盗の被害に遭わないように……。何度繰り返し聞かされたことか。
小さなショルダーバッグは必ず斜めがけ。バッグ部分を前にする。そうしないと間違いなくスラれる、捕られる、無くなってしまう。と呪文のように教えられた。
仕方なし、まるっきり田舎者のお金持ちを絵で描いたように、中味は多くは入っていないバッグを大事に抱えるようにして観光する。 花の都パリ!と思って憧れていたら、聞くと見るとでは大違い。空港を出たとたんに、身の回りの貴重品には完全注意、うさんくさい親子連れなど要注意。そちらにかなりの神経を使う。興味半減。
世界の注目を集めて余りある芸術の宝庫パリ。その芸術品や文化財を手厚く保護する政策と同じくらいに、観光客保護の治安を回復する政策も望みたいものである。安心して闊歩できる街、パリのために。
(写真:世界に誇る芸術品として手厚く保護されているミロのヴィーナス・ルーブル美術館)