「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「冬を越すホテイアオイ」

2009年06月03日 | 季節の移ろい・出来事
暑中見舞いをしたためる頃、思わず写真の1枚も添えたくなる、優しい薄紫の可憐な花を咲かせるホテイアオイ。毎年5株・6株買ってきて、雨だれ受けのポリ容器や、大昔の水ガメで育ててきた。

真冬の氷が張る寒さ冷たさに耐えきれず、冬には枯れてしまう。だから毎年新芽を買ってきていた。
ところが昨年も今年も、ほったらかしの水ガメやポリ容器の中で冬を越せるようになっている。
真冬には一旦は枯れてしまうかに見える。

やっぱりダメか…と思いながらそのまま放っておく。5月の初め頃から、間違いなく小さな青い芽を吹き始める。
6月を迎えた今、葉っぱは完全に整い、この夏もあの涼しげな優しい花が、汗の流れる真夏の昼間を、一瞬なごませてくれるのだろう。それは有り難い。

一株88円で買っていた新芽の代金が浮くのも助かるし有り難い。
しかし、よーく考えてみるとそれは、毎年北極の氷が溶け、やがて無くなるのではないかと危惧されている地球温暖化の影響を、植物がいち早く感じ取っている結果ではないのか、と考えると、空恐ろしくなる。

「北極の氷は過去30年間減少傾向にあり,観測された氷の面積の減少率は10年間で10.7%だが,最近は同11.7%と(減少の勢いが)加速している」といわれ、今年も初夏から9月にかけて,北極の氷の行方に関係者はピリピリ・ムードが続くだろう。 ……こんな話を聞くたびに、おいらに出来る気球温暖化対策は……

東西南北、窓という窓を開け広げ、責めて自然の風で涼を取る…クーラーを使わない日を増やしていこう。

          ( 写真: 自力で冬を越し、見事に成長するホテイアオイ )

コメント (10)
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