「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「そこのけ・そこのけ……」

2009年06月18日 | 季節の移ろい・出来事
歩いて20分ばかりのところに郵便局がある。
手紙や葉書の投函は出来る限り、この郵便局のポストから発信することにしている。

ウオーキングにほどよい。 どちらかというと短いくらいの距離。クルマで行くより遙かに、世のため人のため・自分のため。郵便局だけに、表通り・国道沿いに位置している。ウオーキングに国道は必要ない。あちこちの中通り・裏通りを歩いてみる。

一歩表通りを外れると、そこには色んな表情がある。花も色んな人の庭先に咲いている。農業用の水路もある。
水路で盛んに動く物がある。ふと見ると、3羽の生まれて間もないヒナを連れたアイガモ親子が泳いでいる。

実に愛らしい。 サンサンと降り注ぐ太陽の光線を避けるように、日陰を選びながら、見るからに特には目的のない、午前中のお散歩コースのようだ。 たちの悪いネコなどに遭遇しなければいいが……と大きなお世話に思いが行く。
それにしても、アイガモなんぞは強いと思う。卵から孵って何日たったのだろう。羽根だって生えてはいない。大きさも親の20分の1くらいしかないが見事に水面を滑るように動き回る。もっとも、彼らにとって動きが止まることはすなわち死を意味する。厳しい現実がある。

こんな小さなアイガモさえ、けなげに自分で水をかいている。人間がわずかばかりの距離を歩くのは当たり前…と叱咤される思いがする。出来るだけ多くをこの足で移動するよう心がけなければ。

それにしても裏通り。都会なら屋台や赤提灯でひしめくのだろうが、こんな田舎では、あいがも親子が悠然と真昼のお散歩と洒落込んでいる。 出来るだけ裏通りを興味を持って歩いてみよう。表通りは、今まで散々歩いてきた……のかな?

         ( 写真: 精一杯水をかく、アイガモ親子のお散歩 )
コメント (12)
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