「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「励みに…」

2009年06月01日 | 趣味・・エッセイ
「252字に喜怒哀楽を込める」
第8回 毎日はがき随筆大賞 授賞式に参加した。 遠い秘めたる思い出の地、北九州市小倉城。
残念ながら飽くまでも参加である。招待を受けたわけではない。招待を受けるにはそれなりの実績が要る。

昭和40年代に、毎日新聞山口版で始まった、はがき随筆は、ほどなく九州全域に広がり、多くの投稿者、ファンが生まれた……という、毎日新聞西部本社代表の挨拶で始まった授賞式。

ざっと計算しただけでも、年間およそ26000編を越える投稿の中で、たったの13編が選ばれる。さらにそこから、直木賞作家「佐木隆三」氏の審査で5編が残る。
その中の1編に、我らが岩国エッセイサロン19人の仲間の、ひとりが選出された。

ペンを持とう・何かそれらしいものを書いてみよう……という我々にとっては、それはそれは栄誉なことであり、これからの活動の励みになることに間違いない。 当然ながら彼女は招待を受ける対象。我々は自費参加の応援団、言ってみれば取り巻きである。 しかし、書き続けるからには、私にだってやがて招待を受け、壇上に上がるチャンスがないわけではない。その時のために、慌てなくて済むよう下見に行った……と言えば言い訳がましいかな……???

数ある支局や報道部など、はがき随筆を直接受け止める側、即ち支局長論評も、私たち書く側・投稿する側の非情に気になるところ。それらを貴重なバイブルとして読ませて頂いた。
そこは、発祥の地である山口支局長がトップを飾る。私自身に今一度言い聞かせるつもりで、なぞってみたい。

『随筆は自分の思いを人に伝える文芸作品である。伝えたい思いが何か…これが肝心。決め手は、素材・ネタ・テーマということ。「良い素材・ネタは作者に書かせる力を持っている」という、山口県の選者の声も入っている。
言いたいことをボカさない。テーマに直接関係ないことを書かない。』などなど。

今一度肝に銘じてはみるが、いざ書くゾーっとなると、どうもねー……。あれこれ思いはふくらむが、雑念に左右され、所詮自己満足の世界を脱し切れそうにないんだよねー。これが……。

        ( 写真:華やかな金屏風の前で、表彰を受ける仲間のYさん )
コメント (16)
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