「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「梅雨?来る日も来る日も…」

2009年06月16日 | 晴耕雨読
今年も、福岡管区気象台による梅雨入り宣言がなされて10日以上になる。
その間、実際に梅雨らしい長雨が降ったのはわずか1日半。

来る日も来る日もギンギラ太陽が海から昇る。 たまに太陽が顔を出さないと思ってもせいぜい厚い雲止まり。
梅雨入り発表を待ち、しとしと雨を見越して、サツマイモの苗を植えたのに……。

一部、シャンとしていない苗が混じっていたのは知っていたが、連日の日照りで数本が枯れ果てている。本来なら梅雨のど真ん中であるはずのこの時期、早くもホースを引っ張っては水遣りしなければならない。
10日も留守をする今年は収穫は望み薄かな……。

5月下旬から咲き始める「卯の花」を腐らせてしまうほどの、シトシト長雨を「卯の花くたし」と呼ぶのはご承知の通りであるが、この頃では、卯の花くたしさえ降る量が減ったようである。

しかもこの時期の雨は、花菖蒲やアジサイにとっては、引き立て役なのである。しっかり脇役を演じてくれなければ主役が目立ちにくい。それどころか、アジサイにホースで水遣りする始末。艶消しだなー。
それに、毎年7月半ばにドライブする周辺のダム巡りで、水量の少なさに一段と嘆きの声がデカくなりそう。

雨も雪も日照りも、それぞれ降るときにはしっかり降り、照るときにはしっかり照って、ほどよいバランスをとってくれるのが有り難い。 それこそが個性の発現であり、各々の役割を果たすことになるのだと思う。 
人間が個性の尊重という名の下に、勝手気まま・我が儘放題まで許してしまう優柔不断が、気象状況にまで影響を及ぼしているのでは困ったものだが……。そんなこともないよなー…と思いたい。

        ( 写真: 東の海から昇る太陽。今日も晴か… )
コメント (6)
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