アウトドアライフの記録 その2

「アウトドアライフの記録1」の続きです。山歩き、桜や紅葉、季節の風景、古代史の舞台、南の島を尋ねた記録です。

今年も岩湧山の山焼きが行われました。 その1 2024年4月7日

2024-07-05 06:33:32 | 岩湧の森の四季の風景

今年も岩湧山山頂部(大阪府河内長野市)の山焼きが行われました。

山頂部のススキは 冬の間に滝畑村民により刈り取られて

茅葺の建物の復旧に用いられます。

最近は茅葺屋根の民家が かなり減ってきたので 主に文化財の

建物の屋根に吹き替えられるそうです。

山焼きをすることにより、良質なススキ(萱)が得られるということです。

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岩湧山の山焼きその後 その1

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山頂直下のトイレ前から見上げた山頂付近の焼け跡です。

事前に刈り取られた部分は黒く焦げていますが、刈り残された部分のススキは

燃えないでそのまま残っています。不思議ですね。なぜ燃えないのでしょう。

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登っていくと焦げ臭いにおいが 漂ってきます。2時間ほど前まで燃えていた割には

熱気は全くありません。

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貴重な山朱鷺草(やまときそうー絶滅危惧種の朱鷺草の仲間)の群生地も このとおりです。

不思議ですね。毎年焼け跡から芽を出して夏の初めに花を咲かせるのですから。

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焼け跡の向こうに 金剛葛城の峰々がみえます。今日は花粉と黄砂で霞んでいます。

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ふもとの河内長野市街も霞んでいて 見えません。

晴れていて空気が澄んでいれば、正面奥にPL平和の塔が見えて そのさらに奥に天王山や

ポンポン山、そして更にその奥に京都清滝の愛宕山が見えるはずなのですが。

今日は黄砂と花粉がすごいですね。

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登り続けていると 山頂とその先にお弁当広場が見えてきました。

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三角点のある山頂を通過して お弁当広場へ向かいます。

この道もダイヤモンドトレイル、ダイトレです。

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お弁当広場では若者がなにか 大騒ぎしています。

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お弁当広場です。ここは燃えていません。ここから周囲に向かって火を放つからです。

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ダイトレをそのまま 南へ歩いて降ります。

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葉場山火口(はばやまぼくち)も焼けずに済んだようです。

これらの 焼け残った草木は 明日から滝畑の人が 草刈り機ですべて

切り倒します。質の良いススキを育てるためだそうです。

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私がいつも利用するお弁当広場が見えてきました。

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お弁当広場も無事です。真ん中のダイトレの道から 両側へ火を放つので このベンチも

無事なのです。

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ダイトレを更に 南へ向かって降りていきます。

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不思議なことに この一角だけ焼けていません。タチツボスミレもみな無事です。

不思議ですね。

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その2へ続く

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