オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾ配信で聴く  Linn 録音 ハイドン交響曲

2016-03-08 15:35:30 | オーディオと音楽
 Linnレコードは高級ステレオ装置で有名な会社が独自に録音販売しているCD,SACD を、ハイレゾ配信でも発売しています。
 2015年録音のお薦めの中に、ハイドンの交響曲集があったので購入してみました。
   flac 96kHz/24bit

 ロビン・ティチアーティ指揮、スコットランド室内管弦楽団
 曲目は ハイドン交響曲第31,70,101番の3曲。
 31番は「ホルン信号」と名付けられている曲。名の通りホルンが活躍しますが、通常のホルンの音より古楽器に近い割れた感じの音がします。弦楽器もモダン楽器と思いますが、古楽器を意識した演奏です。
 現代風にすっきりした演奏でシャープな感じがしました。
 録音は流石に鮮明、定位もはっきりし、各楽器が前面に並びます。臨場感もありますが、全体としては小さなホール、ホール全体の響きは少ないと聞こえました。
 この曲はドラティ指揮フィルハーモニア・フンガリカのLPで聞いていて、ホルンの響きが印象に残っていました。
 70番もドラティ指揮のLPで聞いていた筈ですが思い出せませんでした。
 101番は有名な「時計」です。この演奏もすっきりとキビキビしたテンポで颯爽と進みます。 現代はこの形が好まれるのでしょうが、私はもう少し遅い、ゆったりとした運びが好みです。時代遅れでしょうね。
 聴き直してみた アバド,ヨーロッパ室内管弦楽団 のCDも比較的早いテンポでした。

 録音は細かい音まで鮮明に聞こえシャープな感じ、楽器の場所も分かり、立体感も感じられるのがCDに勝る点でしょうか。
 オーケストラが小編成なので奥行やホール感に乏しいと感じます。
アバド指揮の演奏よりも古楽器演奏に近い演奏と思います。



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