オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

コンサート・録音で聴く  「英雄の生涯」

2023-10-30 10:22:54 | オーディオと音楽
「英雄の生涯」を聴く

 愛知県芸術劇場コンサートホールで、クラウス・マケラ指揮、オスロ フィルハーモニー管弦楽団の演奏でR・シュトラウス「英雄の生涯」を聴きました。
マケラの指揮は颯爽として格好良かったです。
オーケストラは一音一音はっきりと鳴り、やや硬い音のイメージで聞こえました。
今まで聞いたオーケストラの音はハーモニィ重視でまとまった鳴り方と聴いていましたが、このオーケストラの音は直接耳に迫ってくる感じと聞こえました。
演奏も同じ感じで堅実、正確に演奏され、壮大な部分は壮大に聞こえますが、余韻は少なめ、
厳しい雰囲気と聞こえました。
 パーヴォ・ヤルヴィ指揮、NHK交響楽団のハイレゾ配信で聴くと、厳しさを感じていますので、今の若手の指揮者に共通の意識があるように感じました。
豪華絢爛のイメージのある、この曲の演奏は、カラヤン指揮ベルリンフィルのレコードに著明ですし、それが最高とされていましたが、演奏のスタイル、意図に現代の変化が表れてきたと思うのは、年寄りの感想でしょうか。
 ティーレマン指揮、ウィーンフィル。CDですが、中庸を行き、ハーモニィも充分、録音も良いと思います。







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