オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ブルーレイ・オーディオで聴く  シャイー指揮、ブラームス Ⅱ

2015-01-01 10:43:49 | オーディオと音楽
   明けましておめでとうございます
       本年も宜しくお願いいたします。

  ブルーレイ・オーディオで聴く シャイー指揮のブラームス Ⅱ

 ブルーレイ・オーディオ・ディスクには交響曲4曲の他、「悲劇的序曲」や「ハイドンの主題による変奏曲」「大学祝典序曲」などが収録されています。この中 トラックNo.39 の「大学祝典序曲」は渋い音色も感じられて、昔のゲヴァンドハウス管の面影を少しですが残しているように聴きました。
 シャイー指揮のブラームス交響曲を聴いている間に、他の指揮者の演奏も聴いてみたくなりました。
 ブラームスを聴く機会の少なかった私ですが、クラシックのブログを見ていると、多くの録音があることが分かりました。
 評判の高い演奏を聴いてみます。
 先ず第1番を幾つか。
  クルト・ザンデルリング指揮、ドレスデン・シュターツカペレ
  ベーム指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  ベーム指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  ギュンター・ヴァント指揮、北ドイツ放送交響楽団
  ワルター指揮、コロンビア交響楽団 ( LP )
前3枚はリマスター盤です。
  ワルター指揮のアナログ盤の音が意外に素晴らしいのに、改めてびっくりしました。高音部が透き通るように歪み無く聞こえます。演奏は悠揚迫らずというのでしょうか。
今聞いてもいいですね。
 これに比べるとデジタル盤は何処かで切り取られている感じがします。リマスター盤は一般に高音部が強調されているように私のシステムでは聞こえます。細部まで明瞭に聞こえるようになっている感じはしますが、どうでしょうか。
 ベームとベルリン・フィルのCDは若い頃の演奏でかなり厳しさを感じさせます。
 ウィーンフィルとの演奏は緊張感があるものの悠揚迫らぬ見事な演奏と聴きました。
 ヴァント指揮のCDは情熱を感じさせる好きな演奏です。音もかなり鮮明です。

 第4番はブルーレイ・オーディオで再発された カルロス・クライバー指揮、ウィーンフィルの演奏がありました。ここでは臨場感が素晴らしく、楽器の微妙な表現を聞くことが出来、CD以上の美しさを聴くことが出来ました。

 始めは音の美しさ、拡がりに気を取られていた ブルーレイ・オーディオ の音も、聴き慣れてくるにつれ、最初の感激は薄れ、当たり前になってきました。
そうなると自分の好みに合う演奏が重視されてきます。そういう頃合いにたどり着いて来たのかなと思う時もあるこの頃です。
 
 ベーム指揮 ウィーンフィル  CD


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