オーディオとクラシック

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ハイレゾ配信で聴く  ブルックナー第4番 ハイティンク指揮ロンドン響

2015-07-06 13:47:00 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く  ブルックナー交響曲第4番 「ロマンティック」ハイティンク指揮、ロンドン交響楽団 

 e-onkyo のカタログを見ていましたら、ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」に ロンドン交響楽団のライブで ハイティンク指揮の演奏が目にとまりました。
 マーラーの交響曲、ゲルギエフ指揮の一連のライブ と同じ傾向のライブ録音でしょうか。

 指揮者 ハイティンク は以前から大好きで、アムステルダム・コンツェルトヘボウの首席に若くしてなった、初来日の時からファンになりました。ブルックナーの第4番「ロマンティック」はウィーンフィルとのCDを愛聴しています。
 その指揮者の最新録音なので早速ダウンロードして聴きました。 FLAC 96kHz/24bit です。
 演奏のスタイルは変わっていないと感じました。落ち着いた、ゆったりとしたテンポは変わっていません。
 只 録音はホールトーンが少なく直接的で、固めの感じ。
楽器の位置は聞き取れますが、残響が少なく、空気感に乏しいと聞こえました。ウィーンフィルの美しい弦とは異なります。ゲルギエフ指揮のマーラーの時聴いた一種の激情感もありませんし、美しい流れを感じ取れず、曲に入り込めませんでした。
 音の分離は良く、現代的、デジタル的ですが、良好だと思います。

 この曲に関しては、定評のある ヴァント指揮の新旧録音よりも、ハイティンク・ウィーンフィルの演奏が好きなため、自分の中のイメージが残りすぎているのかもしれないとも思います。
 ブルックナーの交響曲では、第8番も ハイティンク・ウィーンフィル が好きですね。
朝比奈指揮 大阪フィル もヴァント指揮 も聴きましたが。
 只、第9番は ヴァント指揮北ドイツ放送交響楽団の来日公演の実演に勝るものはありません。私の思い出の中に残る演奏でした。


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