オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾ配信で聴く  P・ ヤルヴィ指揮 NHK交響楽団   「英雄の生涯」

2016-12-03 19:06:33 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く  P・ヤルヴィ指揮、N響 R・シュトラウス 「英雄の生涯」

 NHK交響楽団の首席指揮者に就任したパーヴォ・ヤルヴィ が2015年2月にサントリーホールで録音した、R・シュトラウスの「英雄の生涯」、SACDでも聞けますが、ハイレゾ配信でも聞けるので、
e-onkyo からダウンロードしました。
 DSDでも配信されていますが、私はflac で。
  flac 96kHz/24bit
 演奏は颯爽として、しかも堅実。ハッタリはありません。誠実な厳しい演奏です。NHK交響楽団のメンバーも好演です。N響も上手くなったなー と実感しました。
 録音も良好で、弦も管も正確に美しく聞こえます。壮大な場面は壮大に、静かな場面は静かに、良く表現されます。会場の雰囲気感、拡がりの感じが少し少なめか、音が真ん中にまとまって聞こえるように感じました。
 この熟練した中に新鮮味を感じさせる演奏を聞くと、前に聴いた  佐渡裕 指揮、ウィーン・トーンキュンストラー管 の演奏は若さがあるようです。はつらつとした若さは良さでもありますが。
 元々R・シュトラウスは余り好きではありませんでしたが、 以前、アメリカからの帰りに、機内で繰り返し聴いた、大植 指揮,ミネソタ交響楽団の演奏も颯爽としていて耳に残りました。
それ以来いろいろな演奏を聞きましたが、今一番の好みと言えば、ティーレマン指揮、ウィーンフィル に落ち着きそうです。CDですが、録音も良いと思います。
 しかし、この曲、誰の演奏を聞いてもそれぞれに面白さがありますね。深い意味を求めると少し違いますが。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿