オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾ配信で聴く モーツァルト ピアノ協奏曲 再考

2015-03-02 16:39:43 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く モーツァルト・ピアノ協奏曲 聴き直してみました。

 モーツァルトのピアノ協奏曲は私の大好きな曲で、オーディオ・システムもそれを美しく楽しく聴けるようにと考えて、構築した経緯があります。
 ハイレゾ配信で聴き始めの頃、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番、K488 でポリーニのピアノ、カール・ベーム指揮ウィーンフィルの演奏を弦の美しさが今一つ充分に出ていないと書きましたが、その後何回か聞いている間に、オーディオ・システムの条件が充分に整った時、非常に美しく聞こえているのに気づきました。
 ウィーンフィルの演奏の美しさが良く発揮されています。弦も管も整然としてしかも綺麗です。高音部まで澄んでいて倍音まで聞こえます。演奏会場の雰囲気や拡がり、空気感とても言いましょうか、も十分感じられます。
 素晴らしい演奏・録音ですね。

 OPPO105 を使い始めて直ぐは、エージングが不十分であったのと、音量を上げ過ぎていて音が歪んだ状態になっていたように思います。普段聞いているように少し音量を控えめにすると美しい音で鳴ってくれます。単体のネットワーク・オーディオプレイヤーの高級器を使えれば更にいい音を聞くことができるでしょうか。

 演奏はと言えば、ベーム指揮は充実していて立派、若い頃のポリーニも堅実にきちんと弾いています。好ましい演奏と感じます。
 私としては、ブレンデルのピアノ、マリナー指揮・アカデミー室内管弦楽団のLPが好きで聴き馴染んできたため、今でもこのLPが一番好みに合っているようです。CDも出ていますが、LPの方が好きです。
 次点が このハイレゾ配信のポリーニ。同点で内田光子のピアノ・指揮、クリーヴランド管弦楽団の新録音でしようか。内田のピアノが一音一音大切にしながら美しく流れています。
 ハイレゾ配信で一緒に入っている第19番 K459 も美しい演奏です。


  モーツァルト ピアノ協奏曲第23番K488 ポリーニ(P)ベーム指揮ウィーンフィル



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