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 オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾ配信で聴く  カラヤン指揮ウィーンフィル モーツァルト交響曲第40番、41番

2022-10-25 10:11:50 | オーディオと音楽
 カラヤン指揮 ウィーンフィル演奏の モーツァルト交響曲第40番41番

 カラヤン指揮のモーツァルト交響曲は、ベルリンフィルとの演奏が定評のある録音ですが、ウィーンフィルとの録音もあり、ハイレゾで発売されたので聞いてみました。
 モーツァルトの後期交響曲はベーム指揮ベルリンフィルの録音が高く評価されていますが、私にとっては少し重く感じられていました。
 若い頃アンチ・カラヤンだった私も最近になって、カラヤンの演奏を聴くようになってきました。
 今度聴いたモーツァルトの交響曲第40番と41番は、DECAAが70周年記念として録音したウィーンフィルとの演奏です。録音は1959年と思われます。LPでの発売ですがCDでの発売もあります。

カラヤン指揮 ウィーン・フィルハーモニー
モーツァルト 交響曲第40番、41番

  DSD 2.8MHz/1bit   e-onkyo から

 若い頃の カラヤン指揮でウィーンフィルとの演奏は,華麗ではなく落ち着いて誠実で、しかも美しく演奏されていると聴きました。
第40番は静かに穏やかに始まりますが、主題と共に高揚し、ウィーンフィルらしく流麗な旋律を歌わせます。
第41番も充実した演奏で曲の大きさと壮大な美しさを聞かせてくれました。
 録音も良く、古い録音ですが、かなり鮮明で、しかも臨場感も感じられました。DSDの良さもあるのでしょうか。





ハイレゾ配信で聴く エマール(P) バッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻

2022-10-07 09:36:57 | オーディオと音楽
J.S.バッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻

 ピアノ ピエール=ロラン・エマール
  録音 2014年3月  ベルリン

  flac 96kHz/24bit  e-onkyo から

 ピアニスト ピエール=ロラン・エマールが弾いた バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻 がハイレゾで発売されていたので聞いてみました。
 この曲は多数の人が弾いていて、それぞれに特徴があって興味を惹きます。以前はバッハの曲は厳しく弾くことが多かったように思いますが、近代、優しく穏やかに弾かれることも多くなったようになりました。
主に近現代の曲を弾いていたエマールがどう弾くか、興味を持って聴き始めました。第1曲は聴きなれた曲です。ゆっくりと穏やかに始まりました。そのまま心を落ち着かせるように美しく優しく続きます。私は聴きなれたこの曲がこんなに心に響いたのは始めてのように聴き入りました。その感じは続きます。曲により早め遅めはありますが、優しく美しい曲想、しかも鮮明で緻密な演奏は続いていると感じました。
 録音も良いです。直接音だけでなく、ある程度の間接音を伴って、しかも濁り無く聞こえます。




ハイレゾ配信で聴く  ワンダ・ランドフスカ  ビアノ演奏

2022-09-01 11:18:03 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く  ワンダ・ランドフスカ  ピアノ演奏

 チェンバロのバッハ演奏で著名だった ワンダ・ランドフスカ にピアノ演奏の録音が残されていて、「偉大なる女性ピアニスト ワンダ・ランドフスカ」とのタイトルで、ハイレゾ配信で発売されたので、懐かしく聞いてみました。
 ピアニストとして登場した彼女は、現代のチェンバロを作りだし演奏し、バッハのピアノ曲はチェンバロ演奏でなければ本物ではないというほどの時代を作りました。古楽器演奏の先駆けとなったのでした。
 私は彼女のチェンバロ演奏のレコードをあまり聞いてはいませんが、一時期、著名だったことは良く覚えています。
ピアノ演奏は極く少ないと承知していますが、その少ない録音です。
 曲目は
 1.モーツァルト ピアノ・ソナタ第17番 K.570:
 2. ヨーゼフ・ランナー ランドフスカ編曲 ウィンナ・ワルツ
 3. ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第12番作品26 「葬送」
 4. ベートーヴェン アンダンテ・ファポリ 作品57

   flac 96kHz/24bit  e-onkyo から
 
 演奏はピアノですが、チェンバロのタッチのように聞こえました。モーツァルトも
ベートーヴェンも素直ですが堅実に演奏されています。
現代風の演奏とは大分違うかな と思いながら聴きました。
 録音はさすがに古く、ピアノの音がくすんで聞こえます。直接音に近いです。ノイズも入っています。
 昔の時代の演奏を思い出しながら懐かしく聞きました。
 92歳の老クラシックファンの感想です。



ハイレゾ配信で聴く  シュヒター指揮 N響 ブラームス 交響曲第1番 

2022-08-06 09:31:43 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く  NHK交響楽団 シュヒター指揮  ブラームス 交響曲第一番

 1959年にN響の音楽監督に就任し、N響を一流のオーケストラに育てたとされる、ヴィルヘルム・シュヒター(1911~1974)が指揮した ブラームス交響曲第一番がハイレゾで発売されたので聞きました。
 ブラームス交響曲第一番
  指揮 ウィルヘルム・シュヒター
  NHK交響楽団
   1962年 演奏、録音
   WAV 192kHz/24bit  e-onkyo から購入

 今から30年前、60歳の頃聴いていた演奏なので、懐かしく思い購入して聴きました。地方に住んでいますので生の演奏を聞いたことは無かったか と思います。ラジオで聞いていたと思います。時にはテレビ放送も見たと思います。
 このブラームスの演奏は率直で余分な感情を入れず、厳粛に進むと感じました。
面白さは少ないかと思いますが、この交響曲の一面を表しているとも言えると思われます。 NHK交響楽団のメンバーは熱心に演奏していますが、進化の途上にあるように思われました。
録音も十分ではなく、鮮明さや音場の豊かさに欠けるので、演奏の良さかが十分に伝わらないという側面もあるようですが、N響の各メンバーが熱心に演奏している雰囲気は伝わってきます。
 録音は現在の録音に比べれば劣ります。特に音場感が少なく、直接音が多く、それも鮮明さに欠けます。




ハイレゾ配信で聴く デュ・プレ(チェロ)  ベートーヴェン チェロソナタ

2022-07-05 09:02:48 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く デュ・プレ ベートーヴェン チェロ作品集

 往年の名演奏 デュ・プレとバレンボイムの演奏したベートーヴェン チェロソナタ などチェロの作品集がハイレゾで発売されていたので聴きました。
 エディンバラでのベートーヴェン作品の名演、1970年録音

  ベートーヴェン:  
 チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 Op.5-1
 チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.5-2
 チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69
 チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op. 102-1
 チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op. 102-2
 ヘンデルの「マカベウスのユダ」の主題による12の変奏曲WoO.45
 モーツァルトの「魔笛」の主題による7つの変奏曲 WoO.46
 モーツァルトの「魔笛」の主題による12の変奏曲 Op.66

 [演奏]ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
     ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
 [録音]live: 25-26.VIII.1970, Usher Hall, Edinburgh

  flac 96kHz/24bit  e-onkyo から

 有名なチェロ・ソナタ 第3番。
勇壮な表現の演奏が多い中で、穏やかで自然な感じで演奏されているように感じました。筆者にとって、とても好ましく感じました。
 モーツアルトの主題による変奏曲も楽しい。
 バレンボイム(P)との息もピッタリ合っていて素晴らしい。
録音も昔の録音ですが、落ち着いていて派手でなく、しかし十分な音域を聞かせてくれます。
ライブらしい雰囲気が感じられて良いと思いました。