『そぞろ歩き韓国』から『四季折々』に 

東京近郊を散歩した折々の写真とたまに俳句。

四季折々472  お彼岸の津久井湖城山公園2

2014-09-26 10:05:39 | まち歩き

「涼やかな 風の波間の 酔芙蓉」

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酔芙蓉(すいふよう)。

午前中は白い。

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酔芙蓉。

午後は桃色に変化する。

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季節外れのつつじ。なぜ?

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萩が満開。

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「落葉には まだ時はあり 秋の森」

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読書感想145  女後継者

2014-09-25 18:15:31 | 小説(海外)

 


読書感想145  女後継者

 

著者      バーバラ・T・ブラッドフォード

 

出身地     イギリス、リーズ 

 

現住地     ニューヨーク

 

訳者      伊庭摂子、庄司由美

 

 

 

感想

 

 解説によると、ロマンス小説家バーバラ・T・ブラッドフォード(BTB)の処女作「女資産家」は世界中の女性から支持されベストセラーになった。この小説は、主人公のエマ・ハートが貧しさと戦いながらハートデパートを始めとする巨大ビジネス帝国を創り上げ、富と幸福を勝ち取っていくというサクセスストーリー。そしてこのエマ・ハートシリーズは「女相続人」「ポーラの愛と野望」「エマの秘密」と続き、最後に本書の「女後継者」で幕を閉じるという。

 

 本書はエマの曾孫の4人の女性を中心に話が回って行く。4代目になると親戚だけでも数が多いので家系図が添付されている。エマは4人の男との間に5人の子供をもうけていて、孫は9人、曾孫は15人もいる。ほとんどの曾孫が裕福な上流階級に所属し、エマの遺した事業の有能な後継者になっている。悩むことは恋や結婚のことばかり。家庭内暴力や薬物中毒になっている配偶者と別れる際も、金の力で有無をいわせない。恋も富もすべてうまくいく大団円に向かって物語は進行していく。

 

 第二次世界大戦後のイギリスの深刻な経済的な苦境もデパートの競争力の低下などと一切関係のない優雅な世界が展開されている。

 

 富豪ではない普通の生活をしている読者が気持ちを投影させられるかもしれない女性も出てくる。エマの息子ロビンの非嫡出子の息子の娘エバンだ。しかし彼女もアメリカからイギリスに来て、あっさりハート家の一員として迎えられる。そしてハンサムで優しいはとこと恋仲になる。意地悪も、身分を隠してハートデパートで働く日々もない。「家なき子」の涙を誘う苦労と感動の再会もない。また血縁が近い者同士の結婚が多いことから生じる遺伝的な病気で苦労するとか、結婚できないとかの障害もない。

 

 そういうわけでチョコレートパフェの上に砂糖をかけたような甘ったるくて、一口食べたらもう結構という話になっている。現代のお伽話。 

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四季折々471  お彼岸の津久井湖城山公園1

2014-09-25 17:01:56 | まち歩き

ようやく涼しくなりはじめたお彼岸に津久井湖城山公園を歩く。

入口の花々。

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タピアンという草花。桜草に似ている?

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ブットレア。生命力の強い樹木。

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マリーゴールド。

 「彼岸来て マリーゴールド 旬は今」

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ブルーサルビア。

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ダリア。

「岩崩し ダリア七輪 彼岸かな」

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