『そぞろ歩き韓国』から『四季折々』に 

東京近郊を散歩した折々の写真とたまに俳句。

四季折々519  高幡不動尊の菊まつり1

2014-11-30 18:58:15 | まち歩き

10月から11月にかけて高幡不動尊で菊まつりが開催された。コンテストの受賞作品も受賞していない作品もどれも見事。

山門に寄進された菊が飾られている。

ミッキーマウス(?)とアンパンマン(?)の菊人形。

日野市観光協会の菊。

日野市の方の寄進。

だるま作り・・・厚物。

だるま作り・・・管物。

ジャンボ福助。

「境内が ぱっと華やぐ 菊まつり」

 

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四季折々518  道の駅八王子滝山2

2014-11-27 23:45:59 | まち歩き

八王子は養蚕や絹織物が盛んで、横浜が開港した時には各地の絹も八王子に集まり、それから横浜に送られた。その道は絹の道(ほぼ現在の国道16号線)と呼ばれた。今は養蚕も絹織物も廃れたが、伝統を残そうとしている向きもある。

伝統の八王子絹織物。

障害者の手作り品を販売するコーナー。

力作ぞろい。

 朝採り卵。

少し高いけれど新鮮。

ちょっと珍しいお菓子の数々。

温故知新の八王子のあれこれ。

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四季折々517  道の駅八王子滝山1

2014-11-27 19:35:34 | まち歩き

八王子城跡から車で15分ほどで道の駅八王子滝山に到着する。都内にある唯一の道の駅。八王子特産品もそろっている。

入口の看板。

入口には八王子の農家が丹精したお花のコーナー。

東京のブランド豚「TOKYO X」で作った豚まん。

朝採りの野菜。

つい買いすぎてしまう。

 

天狗サイダー。

地元のブルーベリーを使用。

地酒の数々。

 

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読書感想153  ベルリン1933

2014-11-26 00:14:49 | 小説(海外)

読書感想153  ベルリン1933

著者      クラウス・コルドン

生年      1943年

出身地     ドイツのベルリン

作家デビュー  1977年

出版年     1990年

邦訳出版年   2001年

出版社     (株)理論社

 

★感想★

 本書はクラウス・コルドンの「転換期三部作」の第2作目。本書の主人公は第1作目の「ベルリン1919」ではまだ赤ちゃんだったハンス・ゲープハルト。前作の主人公だったヘレ・ゲープハルトは結婚し独立している。ハンスはまだ15歳にならない14歳でAEGという大会社の倉庫番として採用される。採用に尽力してくれたのはドイツ社会民主党員のビュートウ主任だ。失業者が600万人も溢れ、ヘレもAEGから解雇され、妻のユッタが酒場で掃除の仕事をして生活をささえている。お母さんのマリーも工場から解雇される。片腕のお父さんのルディは警備員として働いているが、生活費には足りない。ハンスは一家の重要な働き手として工場で頑張るが、工場の中ではナチの突撃隊員がことごとく社会民主党やドイツ共産党の党員や支持者に暴行を振るっている。ベルリンの街でも同じだ。ドイツ共産党はナチ党よりもドイツ社会民主党を憎んで、主敵とみなしている。そして1933年1月30日ヒトラーが首相になり、2月27日国会議事堂炎上事件をきっかけに、ドイツ共産党員とドイツ社会民主党員への大弾圧が始まる。補助警官とされたナチ突撃隊員らによってことごとく逮捕されるか殺害される。それでも3月5日の国会選挙ではナチ党の得票率は43.8%、ドイツ社会民主党は18.2%、ドイツ共産党は12.2%。特に本書の舞台になっているベルリンの労働者街、ヴェディング地区では9万3千人がドイツ共産党を、5万4千人がドイツ社会民主党を、6万2千人がナチ党を選んでいる。ドイツ共産党を除名されていたルディも、党の方針に批判的だったヘレも妻のユッタも、そしてビュートウ主任も逮捕される。そしてハンスの職場では権力を得たナチ突撃隊員の攻撃の前に、ドイツ共産党と距離を置いていたハンスも命の危険にさらされる。そんな時ハンスは同じ工場で働くミーツェと知り合う。

 貧困の上に政治的な独善に裏打ちされた暴力が横行する社会。そしてナチ党が権力を掌握して6ヶ月で独裁体制を固め、恐怖政治が本格化する。こんな時代に逃げるか、留まるか、人生の分かれ道だ。留まって何をするのか、その決断も勇気がいる。

 ゲープハルト家のメンバーも増え、考え方や行動の違いも時代を映す鏡になっている。暗い時代の話だけれど、魅力的な人物が多いので楽しく読める。

 

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四季折々516  晩秋の八王子城跡5

2014-11-25 00:46:06 | まち歩き

御主殿を下った城山川の滝の上流で北条方の武将や婦女子が自刃し身を投じたと伝えられている。

細々と滝が落ちている。

慰霊碑。400年以上経っているのに花が手向けられている。

観音菩薩が少し残っている。去年の夏に沢山あった石仏は大半盗まれてしまった。残っていたものも倒されていたが、今は石仏は元のように立ててある。

お花を手向ける人もいれば、石仏を盗む人もいる。

「ひぐらしの 声に此岸に 戻される」

 

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