①臨場 面白さ(5点満点):☆☆☆☆
制作年・国:2009年 日本 主演:内野聖陽
コメント:横山秀夫の原作。死体を検分する検視官が主人公。死体は語るというストーリー。
②遺留捜査 面白さ(5点満点):☆☆☆☆
制作年・国:2011年、2012年、2013年、2017年 日本 主演:上川隆也
コメント:シリーズになっている。「臨場」と同じような設定だが、死体のともに残っている遺留品から事件を解明していく。捜査官の所属が警視庁から月島署、京都府警に移っていく。
③宮廷の諍い女 面白さ(5点満点):☆☆☆
制作年・国:2012年 中国 主演:スン・リー
コメント:清朝の5代目雍正帝の後宮が舞台になっている。女の争いも皇帝の残虐さもすさまじい。
④楽游原 面白さ(5点満点):☆☆☆
制作年・国:2023年 中国 主演:シュー・カイ
コメント:辺境に追いやられていた皇族の青年がクーデターで王朝が倒されたので、その復権のために戦う。権力をめぐる争いの中、さわやかな青年が解決していく。
⑤財閥家の末息子 面白さ(5点満点):☆☆☆
制作年・国:2022年 韓国 ソン・ジュンギ
コメント:財閥の秘書だった男が殺され、過去に遡ってその財閥の末息子として転生する。すでに経験済みのことをたどることになるので失敗がない。
①逃亡 上・下 面白さ(5点満点):☆☆☆☆
著者:帚木蓬生 生年・出身地:1947年・福岡県
出版年:2000年 出版社:(株)新潮社
コメント:1945年8月15日、日本の敗戦によって、主に香港で諜報活動を行っていた憲兵隊の守田軍曹は、一般の日本軍の兵士が帰国を許されるのに対し、憲兵隊は中国に残されるという決定に、身の危険を感じて脱走する。そして偽名で日本人収容所に入り、一般の日本人とともに帰国の日を待つことにする。香港では中国人の密偵も使い、イギリス人のスパイを拷問死させたりした過去もある。その過去が帰国後もついて回り。戦犯容疑で香港の裁判所から送還を求められ、日本の警察に追われることになる。
帚木蓬生の著書は初めて読んだが、胸を突かれるような衝撃を受けた。B級戦犯というのは命令を現場で忠実に履行した者だ。上司の命令に従ったのに上司は罪を免れてという気持ちは払拭できないだろう。
②冷酷な丘 面白さ(5点満点):☆☆☆☆
著者:C・J・ボックス 出身地:アメリカ、ワイオミング州
出版年:2011年 邦訳出版年:2017年 邦訳出版社:(株)講談社
訳者:野口百合子
コメント:猟区管理官ジョー・ピケットの義父アールが風力発電のタービンに吊るされて殺害された。逮捕されたのはジョーと折り合いの悪い妻の母親ミッシー。ミッシーは上昇志向が強く結婚するたびに財産を増やしてきた。殺害されたアールはミッシーの3番目の夫である。ジョーの家族や親友ネイト、意地悪な保安官、州知事などおなじみの人々が登場する。
日本では3回も結婚して財産を増やすという女性を想定することすらむずかしい。
③いま朝鮮半島で起こっている本当のこと
ー韓国と北朝鮮 どっちが先に潰れるかー
著者:李相哲 生年・出身地:1959年・中国
1998年日本国籍取得 学歴:中国北京中央民族大学卒業 上智大学大学院で博士の学位取得
現職:龍谷大学教授
出版年月日:2025年4月14日 出版社:(株)ビジネス社
コメント:第1部 壊れゆく韓国
第2部 自滅に向かう北朝鮮
第1部では、〇民主主義が確立しない国家。〇「共に民主党」李在明氏の闇。〇保守派は復権できるか。〇繰り返される報復。また尹錫悦ついて述べている箇所は示唆に富んでいる。「韓国の有権者が検事出身の尹錫悦氏を大統領に選んだ理由は、文在寅氏に代表される従北左派、李在明氏に代表される韓国の暗黒勢力、曺国氏に代表される「江南左派」を撲滅してくれることをきたいしたからだった。~尹氏の最大の誤算は、大統領就任から2年6カ月が経過しても、文在寅や李在明氏、曺国氏らに対して何の法的措置もとらなかったことだ。~文在寅氏は大統領在任中、支持率を維持するために国家統計を操作、選挙にも介入した。」
第2部では、〇金一家が食いつぶした国家。〇すべての事業に失敗。〇崩壊する金体制の3本柱。〇金正恩政権の終焉。
朝鮮半島では嘘とデマと悪党が勝っている。なんとか内から変わってほしい。