花紅柳緑~院長のブログ

京都府京田辺市、谷村医院の院長です。 日常診療を通じて感じたこと、四季折々の健康情報、趣味の活動を御報告いたします。

名古屋ボストン美術館

2018-10-08 | 日記・エッセイ


名古屋ボストン美術館が本日10月8日をもって有終の美を飾り、1999年、米国ボストン美術館の姉妹館として開館してから20年の歴史に幕を閉じた。2006年には、名古屋市立大学耳鼻咽喉科名誉教授、馬場駿吉博士が館長に御就任になっている。第117回日本耳鼻咽喉科学会通常総会・学術講演会が名古屋国際会議場で開催された時、第55回「ルノワールの時代 近世ヨーロッパの光と影」(2016年3月19日~8月21日)に伺う機会を得た。その時に求めた展覧会図録「ルノワールの時代 近世ヨーロッパの光と影 CITY LIFE / COUNTRY LIFE: Light and Shadow in the Age of Renoir」の巻頭「ごあいさつ」文中で、馬場先生は「美術は純粋な美の追求とともに、つねに社会、世相の証言者としての役割を果たすものであることがご覧いただけると信じています。」と綴っておられる。