紘一郎雑記帳

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民主政権 指揮権発動に思う  紘一郎雑記張

2012-06-07 04:46:45 | Weblog

民主政権 指揮権発動に思う  紘一郎雑記帳
                                                                                                               

最近、気になる記事で、野田総理の改造内閣よりも、もっと重要なことがあったのです。

それは今回の改造内閣の小川前法相が、昨日の退任会見で、明らかにした東京地検特捜部の田代検事が虚偽の捜査報告を作成した問題をめぐって、「指揮権の発動を決意したが(これが全うな考えです)、野田総理は了承しなかった」と。

5月11日に官邸で野田総理に直接話して聞いたというものです。

これこそ法相の方が正しくて、野田総理は裏で糸を引く(おそらく仙石だろう)人間にノーと言われたので、拒んだことになります。

法相の指揮権発動が具体的に検討されたことが公になるのは極めて異例なことです。

報告書を作成した田代 政弘検事(現在は隠すために法務総合研究所教官。こんなウソを書く人間が教官とは笑わせるね――税金で食っている)が小沢一郎氏の資金管理団体を巡る事件の捜査で、秘書の石川知裕衆院議員を取り調べたが、実際にはなかったやり取りを検察審査会に提出する報告書に記載していたとして

虚偽有印公文書作成及び同行使の容疑で告発される犯罪者なのです。検察当局はこれ以上の恥をさらしたくない思いからか、嫌疑不十分で不起訴処分にする方針を固めている。(国民の反発は必至)

 この指揮権のあり方について、「検察が身内の内部のことに消極的な場合、指揮権発動は相応しい」と小川氏が述べています。また

「状況次第では、再度首相に御説明があることも考えていた」と語っています。

法相は個別の事件について検事総長を指揮できるが、歴史上発動されたのは、「造船疑獄事件」で犬養法相が与党幹部の逮捕に待ったをかけた(自由党の佐藤栄作、後の首相)ことを批判されて以来、歴代の法相は慎重な姿勢を取ってきたが、今回は指揮権発動されるべき重大な内容です。特捜検察で起訴出来なかった冤罪の人間を有罪に導く嘘の報告書を田代検事に書かせた人間が裏にいたのです。一人の検事の判断でやったことでは無く、検察全体の判断だったとされても可笑しくないものです。

この裏に隠れている政治屋、検察官僚、一緒に叩いたマスゴミ、テレビのコメンテーターこそ出鱈目な人間だと言う事を報道して欲しかった