紘一郎雑記帳

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生活保護に頼るな! 紘一郎雑記張

2012-06-05 05:01:40 | Weblog

レバノン共和国、通称レバノンは西アジア・中東に位置する共和制国家であるが、行ったこともなければ知り合いもいないので、私はこの国のことは良く知らない。どういう国か分からないが、日本の方が遥かに経済的にも物質的にも豊で医療制度も、社会保障制度も充実していることだけは確かであろう。それだけに日本より過酷な環境を生き抜いてきたレバノン人のこの各言には生きる逞しさを感じる。

私はピンチに陥る度に思い出す言葉がある。このブログの第214回で取り上げたアシックスの創業者、鬼塚喜八郎の「命まで取られへん、だめならやり直せばいい」とこのレバノンの格言である。

今、あるお笑いタレントの母親が生活保護を不正に受給していたのではないかという疑惑が明るみになり問題になっている。結局、不正受給なのかどうか事実関係は私もテレビや新聞などで報じられている以上のことは分からない。

 このニュースを知って思うことは、我々国民は行政や政治家の無駄使いを厳しくチェックすることは必要だと思うが、その反面、不正に生活保護を受給していたり、必要もないのに保護を受けている人がいるという事実である。生活保護は、本当に困窮している人にはしっかり届くように手当をすべきだと思うが、行政の調査範囲が限られているため、どうしてもこういう不正事件はおきてくる。国民の側も必要もないのに「貰えるものは貰っておけ」こんな感覚でいたならば社会保障の財源はいくらあっても足りなくなるだろう。

さらに分析を加えてみると、頑張れば生活保護を受けなくても済むのに、保護を受けられるからそれに甘えて頑張らない。こういう人も結構いるのではなかろうか。このことは自身の飛躍のチャンスを自ら放棄しているようで非常にもったいないことに思えてならない。
昔から「火事場の馬鹿力」という言葉があるが、人間窮地に追い込まれると自分でも考えられない力を発揮することが良くある。古今東西の偉人となった人をみても禍をチャンスに変えて飛躍したケースは実に多い。

日清食品の創業者、安藤百福(ももふく)の話をしよう  続く