一日ずーと一緒

旧暦正月の今は当然月はありません。
寒さは緩み、空にぼんやりと星がにじんでいます。
バンクーバー五輪が始まり、
時計替わりにしている朝のニュースがなく、
時刻がわかりにくいです。

さて、昨日は朝から晩まで終日
愛犬ＵＰと一緒の休日でした。
特に何をするわけでもなく、
薪小屋から薪をストーブ脇に運び出します。
ＵＰはその往来を私について気持ち的には
薪運びの手伝いをしているつもりです。
その後は山荘の掃除。
薪を運んだあとは木屑やほこりが床いっぱいです。
音の出る機械を敵と思っているＵＰは
掃除機に対して身構えて襲うしぐさです。
次はぞうきんがけ。
時間はいつの間にか昼を過ぎました。
昨日の飲み過ぎか、それ程お腹はすきません。
酔っぱらいながら作ったパンをかじって
お昼は済ませたことにします。
まだ、ランニングをしていません。
朝時間はあったのですが、
膝の具合が思わしくなく湿布を貼り
痛みが引くのを待っていたのです。
何とか走れそうです。
見送る愛犬ＵＰは少し寂しそうです。
今月になって初めての山道ランです。
やはりここを走ると気持ちがresetされます。
ただ、足はいかんともせず、
膝をかばっていたら、帰りの道では
ついにふくらはぎがつってしまい、
ラスト1kmは歩くしかありませんでした。
いつしか、夕暮れ。
痛む脚を引きずりながら
愛犬ＵＰとの散歩を済ませて、
早春の一日は終わろうとしていました。

　木の股に
　　残る淡雪
　　　一滴（ひとしずく）　　章氏

それでは今週も元気に行ってきます。