おばんでがんす。月曜日も山クジラ♂が料理担当になっている。種市に行ったついでに1軒だけあるスーパーに立ち寄ると、サンマのすり身が出ていた。当初の予定を変更して、サンマのすり身汁をつくることにした。私は、サンマのすり身におろしショウガを入れ、卵の黄身、カタクリを入れ、少し味噌を入れる。汁にはなした時に固まりやすくし、すり身自体に味をつけるためである。この他に、イナダの刺身(比較的安い)、アスパラの肉巻揚げ、茹でキャベツの味噌マヨネーズ和え、豪快にキュウリに地味噌をのせただけの味噌キュウ、既製品のタクアンといったメニュー。山賊食堂にふさわしく、こだわらないで豪快な料理ができた。サンマのすり身汁が出るようになるとまさに秋本番だ。
「秋の夜長は読書の季節」というが、私は夜更かしはほとんどできない体質になっている。若いころから続けてきた日刊「しんぶん赤旗」の配達で午前4時には起きてしまうからである。6月頃であれば、配達の後田んぼの水見に行ったりで朝から何かと仕事はあるが、現在は日の出が6時近くなっているので、家に戻れば寝なおすしかないのだが、眠れない時はやはり読書である。読み続けている『真田太平記』(再読)もはかがいって、第16巻『大阪夏の陣』まで来た。大阪冬の陣の後、丸裸にされた大阪城を再び徳川方が攻める。名誉を重んじる秀頼は大阪城を枕に討ち死にする決意を固めて動かない。負け戦が必至のこのたたかいに、真田幸村は大坂方で戦おうとする。家康の命を受け真田信之は幸村とあって説得しようとするが、会見の場は、信之、幸村兄弟の別れの場となった。『真田太平記』も残すところあと2巻。この次は何を読もうか?『村上水軍の娘』も大野図書館にあるらしいが、誰かが借りて行っている。リクエストを出して確保しないとならない。
9月15日。おはようがんす。今日は「敬老の日」。それにつけての昨今の政治は、お金がかかるといってお年寄りをいじめるばかり、かつて岩手県沢内村から始まった老人医療の無料制度をはいつのまにかなくなって、後期高齢者医療制度などという怪しげな制度がつくられ、これまで家族の保険に入っていた高齢者から独自に保険料をとるようにしたり、一部負担を引き上げようとしたり、介護保険制度を改悪して保険あって介護なしの状態を広げようとしたり、まったく許し難い。「社会保障のため」といって引きあげた消費税も、大企業の減税や見境のない大型公共事業に投入するなど、どこが「敬老」だと言いたい。安倍内閣に政治をやらせていたら、それは際限もなく進むだろう。今こそ、安倍内閣を退陣に追い込む、国民的共同こそ必要だ。
今朝は、思い切り冷え込んだので、朝食を準備する妻は石油ストーブに火を入れた。さすがに薪ストーブということではなかったようだ。でも、もう間もなく薪ストーブの出番になるであろう。薪はすでに薪小屋に満タンにつくってあるので、安心して燃やしてもらいたいものだ。さて、今朝のメニューは、シマホッケの切り身を焼き、チンゲンサイの辛し和え、インゲンンとニンジンの炒め煮、サラダ、そしてゴボウのタタキ。細い目のゴボウを適当な長さに切ってすりこ木でタタキ、酢や砂糖、ゴマで味付けしてある。ご飯は古代米入り、汁は昨夜の鳥団子汁のリメイクである。