山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『虚飾の舞』目安番こって牛征史朗=早見俊著

2014-02-02 13:20:46 | 読書

今日は朝から雪、午前中は雪の中畑での作業に行ったが、1時間半もやると足が冷たくなったので切り上げ、ラジオで別大マラソンを聞きながら、「目安番こって牛」シリーズの第3巻を読んだ。表題は『虚飾の舞』となっている。九代将軍・家重の側近。大岡忠光から示された、目安箱への無記名の投書には「勅語奉答の儀の時、何かが起きる。仮名手本忠臣蔵以上の事件になる恐れあり」とあった。直参旗本千石・花輪家の次男坊・征史朗は「目安番」として、当初の裏を探るべく、将軍の弟・田安宗武の身辺から調べ始める。そして勅語奉答の直後の酒宴の中で、若い勅使の公家の言動から大岡忠光が後をおって宿舎に行くと、公家の刺殺された死骸があり、あろうことか忠光が犯人とされてしまう。征史朗と兄征一朗が協力して忠光の嫌疑をはらすが、最終的には真相は闇の中に。次は、京の都での話になりそうな終わり方だ。


DVD、一心太助『天下の一大事』を視聴

2014-02-02 08:36:44 | レビュー/感想

DVDで中村錦之介主演の、一心助『天下の一大事』を視聴した。東映が1958年に公開した作品で、沢島忠が監督した。一心太助を中村錦之介(初代)が演じ、大久保彦左衛門・月形龍之介、お仲・中原ひとみなど。私が子どもの頃の映画で、映画館へ連れて行ってもらって観たような視ないようなではっきりしない。あの頃は『赤胴鈴の助』だとかひばりものだとかが流行っていた。DVDで観た感想は、錦之介が若くてかっこよかったということである。中村錦之介(初代)は歌舞伎俳優から転じて映画俳優になり、後に萬屋を名乗っている。どうも晩年の『おがみ一刀』の印象が強くて、一心太助を演じていたころのはつらつとした印象が残っていない。まあ。子供のころのことなので無理はないかもしれない。とにかく、娯楽といえば時代劇映画のような時代のことである。視聴して「娯楽」向けの作品であることを感じざるをえない~写真は、別の映画の中村錦之介である。


旧正月の2日目

2014-02-02 07:29:12 | グルメ

おはようがんす。今日は旧正月の2日目。昔で言えば書初めがあったり、初荷があったりと旧暦について書いてあるカレンダーにはでていた。現代は、何があるわけでもない。昨日のニュースで驚いたのは、橋下大阪市長が「大阪都構想」が暗礁に乗り上げたので、市長職を辞して市長選で信を問うと発表したことだ。前回の市長選挙は彼のまやかしの「都構想」なるものの幻想と「改革派」のイメージで勝利できたのだが、すでに「都構想」がまったくずさんな構想であり、「維新の会」が「改革派」でもなんでもなく、自民党政治の仲間であり、それをさらに悪くする役割しか果たさないことが明白となり、堺市長選挙や参議院選挙の結果を見ても、「落日の勢い」であることがはっきりしている。「都構想」が実現不可能であれば、再び市長選挙に出馬すること自体をやめるだと私は思う。

今朝のメニューはまったく普通の食事。ベーコンエッグ、真ホッケの開き、ホウレンソウのゴマふりかけ和え(梅の味)、長芋のサラダという塩梅。味噌汁はアサリだった。

今日も、天候次第で畑の木の始末をしようと思う。ここ何日か気温が高く、雪の降る量も少ないので、倒しておいた木々が雪の上にでている。わが家のストーブは旧式なので、約3弱の長さの薪にするのだが、その前段としてその3つ分の長さの丸太に切って積み上げ、少なくとも夏過ぎまで置いて薪にする。昨年、アカマツの林を県の補助金で間伐してもらったので、その間伐材が大量に松林に転がっているので、今年はそれを薪のサイズに切って運び出して利用しようと思う。放っておけば、自然に松林の栄養になってしまうのだが、活用できるものは少しでも活用したいと思う。いずれにしろ「田舎暮らし」は手間のかかることが多い。