山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『蝉しぐれ』=藤沢周平著〈再読)

2014-02-22 20:11:24 | 読書

藤沢周平の『蝉しぐれ』を改めて再読した。藤沢周平の作品をある時期に、必死になって読んでいて、当然『蝉しぐれ』は読んだのだが、この冬NHKと映画版の『蝉しぐれ』をDVDで視聴し、やはりもう一回原作を読まなければと思った次第。映画もテレビもそれなりに面白かったが、この作品に関しては原作の面白さが群を抜いていると思う。作品の冒頭、海坂藩の普請組の組屋敷の風景を描くあたりから、藤沢マジックにはまってしまうのである。海坂藩は鶴岡藩をモデルににしたといわれるが、あの雄大な鳥海山、あくまでもなだらかな月山を背景にして五間川の近くに広がる城下の姿が目に浮かぶようである。映画でもテレビでも文四郎と「ふく」のはなかい恋が描かれ、藩の主導権争いの中で、父を失い自らは剣の道で藩を支えようとする文四郎。殿の手がついて側室となった「ふく」のはかなくも悲しい恋の話。再読してやはり藤沢周平の筆の一筋ならではいかないことを改めて感じた次第。小説は大野図書館経由で種市図書館の蔵書を借り出した。『蝉しぐれ』は「山形新聞」夕刊昭和61年7月9日より昭和62年4月11日まで連載。読んだ本は、1988年刊行の文芸春秋社ぼ本である。


2食続けて山賊食堂開店

2014-02-22 06:59:02 | グルメ

おはようがんした。昨日は、朝から2時までかかって家の前の道路側の雪を取り除け、河川敷きに運んだので家の前はすっきりした。今度は屋根の雪対策をしないとならない。義父が修繕を怠ってきたこともあって、この雪で「氷漏り(すがもり)」がしている。そればかりでなく1㍍近い雪はかなりの重量であり、これからとけてくると雪崩現象を起こす。その前に可能な限り雪下ろしをしてしまわないとならないのである。実は屋根の雪下ろしは今回の雪が来る1週間前に1度やっているのだが、まったく大変なものである。

山賊食堂は昨晩と今朝と2回続けて開店しているのだが、昨晩は作業の疲れが出て投稿する余裕がなかった。今朝は、妻の日曜版配達で雪のため時間がかかりそうなので、山の中にいる日刊紙1部だけを配達するために4時30分に起きてでかけた。戻ってくるとちょうど5時。この30分が少なくなっただけでもだいぶ違うはずである。今朝のメインは鳥手羽中のカラアゲ、これに塩マス(1人当たり半キレ)、パスタ(明太カルボナーラ=出来合い)、温野菜サラダ。味噌汁はモヤシと厚揚げだった。昨晩は、モツ汁をメイニンにし、チャーハンをつくった。

2月21日の晩御飯

今日は妻は午前中は習字教室だし、なかなか義妹は戦力にならない。8時30分位から、また1人でシコシコと除排雪作業をするとするか。オリンピックもほとんど見ていないし、最近はDVD鑑賞もままならない。この雪が解け、春になるのはもう少し先になるようだ。