山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

DVD『禁じられた遊び』視聴

2014-02-06 20:00:03 | レビュー/感想

DVDで映画『禁じられた遊び』を鑑賞した。ルネクレマン監督作品である。若かりし頃、禁じられた遊びのテーマを誰でも一度はギターで爪弾いたことがあると思う。ところが、私はこの映画を見たことがない。そこで、先日ツタヤからDVDを借りてきてようやく視聴することが出来た。DVDは原版をデジタル化したもので、比較的観やすかった。物語は第2次世界大戦化のフランスでの出来事。ドイツ軍の爆撃から郊外に避難するパリ市民の列に、主人公のポレットがいる。父と母が爆撃で殺され、郊外に住むミシェルという11歳の少年と出会う。ポレットはミシェルから「死んだ者はお墓をつくるんだよ」と教えられ、人のこない水車小屋に愛犬の墓をはじめ、たくさんの墓をつくる。ミシェルはそのため十字架をつぎつぎ盗んでくる。やがて、孤児院いポレットは入れられようとするが、沢山の人があふれる駅で、「ミシェル」と呼ぶ声を聞いてポレットは雑踏の中に走って行くというエンディングだ。なるほど名作を言われるだけの余韻を残してくれる作品だ。ポレットを演じたブリジット・フォッセーがとてもかわいかった。なぜ、こんな作品をもっと早く視聴しなかったのだろう。


『堕ちた山脈』=森村誠一著

2014-02-06 14:08:35 | 読書

「時代物」の買い置きが無くなったので、その他の小説を読むことにした。最初は森村誠一の『堕ちた山脈』である。これは森村誠一の自選推理傑作集となっている、この本は集英社から出版された『失われた岸壁』を、祥伝社が文庫版の出版に際し『堕ちた山脈』と改題したものである。以下の5つの短編が盛り込まれている。

①『堕ちた山脈』、②『虚偽の雪渓』、③『失われた岸壁』、④『憎悪渓谷』、⑤『犯意の落丁』

5作品の内、『憎悪渓谷』については確かに読んだ記憶があるから、たぶん集英社版の『失われた岸壁』で読んだのかもしれない。森村は、「あとがき」で「登山の対象となる山は、すべて人間界の延長であり、人間の侵入を拒否した神々の領域から、〝地表の突起〟になってしまう。そこで発生するドラマも人間界のものであり、人間が主役であって弥永舞台となっただけである」と書いている。梓林太郎なども山岳ミステリーを書いているが、「山に登る人間は善人」などとは言えないことを前提にしなければならない。私も、山を歩く人間だが、ある意味悲しいがそれも現実であろうと思う。


今日も冷え込みが厳しい

2014-02-06 07:38:42 | グルメ

今朝も「立春寒波」で冷え込んでいる。およそ-10度くらいであったろうか。それでも、この冬最低の気温には及ばないが、-10度くらいになると雪が鳴く。歩くたびにキュ!キュ!と音がするのである。北国の人間は、この音を聞くと冷え込んでいるな~と思うのだ。こんな日は、スリップをしないのでかえって安心でもある。

そんな朝のメニューは、塩マス(私は頭のところの肉とつついた)。先日も春を読んだナバナの辛子醤油、キャベツと豚肉の炒め物、煮物、味噌のしそ巻き(市販品)などである。味噌汁はナメコと豆腐。味噌のしそ巻が同じ値段(500円)で4串入っていたのが3串になっていたそうだ。消費税増税、物価高を反映して同じ値段で分量を減らす動きだと思う。最近、ウインナーの本数も1本減っていた。安倍君の政治は、庶民にとってはつらいことばかりだ。

今日は、県立久慈病院に行ってCT検査の予約をとったり、民報の定例号の印刷をしたりしないとならない。昨日は映画を観ようと思ったが、路面状況が悪くて延期。明日かな~。と思っている。


キノコチャウダー

2014-02-06 07:32:29 | グルメ

おはようがんす。昨晩は会議で留守にするため、晩飯のために昼食後に「キノコチャウダー」をつくっておいた。材料はキャベツ、タマネギ、エリンギ、ブナシメジ、そして牛乳と水、市販のキノコチャウダーのルーである。野菜とキノコをそれぞれ一口大に切ってサラダ油でしんなりする位まで炒め、水と牛乳をいれてさっと煮て、火を止めてルーを入れ、ルーがとけたところでもう1回火を通して出来上がり。チャウダーは昨年あたりから時折つくっている。食の細い年寄でも食べられるので重宝している料理だ。アサリとベーコンでつくるのも美味しい。