山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

今晩の山賊食堂はハヤシライスと揚げギョウザのあんかけ

2014-02-14 17:39:09 | グルメ

お晩です。今日も朝から蔵の屋根、車庫の屋根の雪を下した。今回の雪は気温が低い状態が続いていたため、氷になっておらず比較的楽に作業ができた。10時30分頃からまたまたトラクターで雪運びをした。ところがバケットの所から油が漏れているらしく、雪に黄色い汚れが付く。11時30分で作業を切り上げ、近くにあるクボタの営業所に行く。バケットを上げ下げする油圧のパイプが1本破損していて、そこから油が漏れていることが判明。そのまま営業所にトラクターを預け、まず昼食。昼食後軽トラで1回雪を運んだ。最後に蔵の入り口をふさいでいる雪をスコップでどけて、今日の分の作業は終わり。ずーっと雪の中の産業だったので、足の先まで冷たくなったのでおおの健康の湯に行って温まる。その後、今朝配達に行った時は除雪がされていなかった読書の家に「日曜版」を届ける。今度は機械が入って除雪が済んでいたので何とか家の前まで軽トラで行くことができた。

これだけ働いた上に今日は食事当番。修理が終わったトラクターが帰ってくるので、一杯ひっかけるわけにもいかない。牛肉のコマがあるので、ハヤシライスをつくる。タマネギをスライスして炒め、火が通ったら牛肉を入れて水を入れ、さっと煮て市販のルーをいれ少し煮込むだけ。これに昨晩妹が半分使ったギョウザを揚げにしてアンをかけた。さらだは、2番目に得意な温野菜サラダ、これに妻が漬けたダイコンの甘酢漬けをつけて出来上がり。土曜の朝も料理をしないとならないので、ダブらないようにメニューを考えないとならない。

この土日も、「南岸低気圧」が通過するそうだ。今回の方が少し気温が高そうだが、そうすると雪はサラサラではなく重たい雪になる。杉などの山林や送電線、ハウスなどへの被害が起きやすくなるので心配だ。私が子どもの頃、群馬の家には竹林があって、重い雪が積もると竹が割れるので、雪落としの作業をさせられたものだ。当時は、竹で養蚕の道具や籠などを作っていたので、竹林は大変な価値があった。タケノコの成長する季節には、子どもは竹の皮ひろいをさせられた。一定量になると父が問屋に持って行って現金に換えてくれた。小遣いを自分で稼いでつくっていたのである。懐かしい故郷の風景を思い出してしまう。


『あきんど』絹屋半兵衛(上・下)=幸田真音

2014-02-14 08:15:59 | 読書

幸田真音(こうだ・まいん)著『あきんど』上・下を読んだ。幸田真音の作品は初めて読んだので、そのプロフィールを書いておく。幸田真音、1951年滋賀県生まれ、米国系銀行や証券会社で債券ディーラーや外国債券セールスなどを経て、1995年『ザヘッジ回避』(文庫版は『小説ヘッジ』と改題)を上梓し、作家に転身。経済もの企業ものを得意としている。

さて、『あきんど』だが、話しは江戸末期の近江の話し。古手呉服問屋の絹屋の主、半兵衛は順調に商売を続けていたが、焼き物の将来に期待をかけ、京で大流行の磁器の製造・販売を思い立つ。膨大な支出と労力を費やして、世に問えるほどの焼き物を作る出すのだが、採算はなかなか取れない。そこに目をつけた彦根藩がこの藩窯に召し上げてしまう。幕末期に焼き物という新しいビジネスを展開しようとした近江商人の意気込みとその結末、その中で展開される夫婦愛を描いている。また、バックボーンとして描かれる井伊直弼の姿とその最後も印象的だ。幸田真音にとっては、初めての時代小説ということだが、とてもそうは思えない出来だと思う。


今朝はチカの焼き魚

2014-02-14 07:35:02 | グルメ

おはようがんす。ここのところ毎日除排雪作業をしている。前日屋根から下した雪をトラクターを使って川まで運んですてた。裏玄関前の雪が無くなってホッとしている。晩飯の時、部屋にこもりきりの義父が「まことにご苦労でした」などと言っていた、雪が降っても部屋からめったにでてこないが、山のようにあった雪がなくなったの位はわかるらしい。

さて、今朝のメニューだがチカの焼き魚(以前にも紹介したが、北の海に住むワカサギに似た魚で白身)。大根葉と小女子の炒め物、豚肉とタケノコの炒め物とサラダ。味噌汁はシジミ。この他、昨日からの煮物やタクアンでした。

今日は、母屋の向かいにある蔵と車庫の屋根の雪を下そうと思う。またしても今週末に「南岸低気圧」が来るらしい。前回と違って、少し気温が高い目で湿った雪か雨ということだが、湿った雪がさらに何十㌢か積もると、少し屋根にかかる負荷が強くなりすぎる。わが家の唯一の男手(もう一人いるがすでに戦力外)としえてはやらざるをえない。車庫の雪を下すと、すぐに川に捨てに行かないと車の出入りに支障をきたすので、がんばらないとならない。