中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

始郎(純米吟醸)

2022-11-22 21:28:00 | お酒の話(県外)
 先日、親しくしている方から「酒蔵めぐり」をしませんかというお誘いを受けました。

 これだけ日本酒好きなので、興味が無いわけはありませんが、自分には向いていない。遠くまで行って、おちょこに一杯ぐらい飲んでも、私にはその酒の良さはわからないと思うのです。やはり、一升瓶を買って、じっくり(たっぷり)飲まないとダメなのです。

 「利き酒」の試験を受けてみようかと思ったこともありますが「口に含んで飲み込まずに出す」というのを聞いてやめました。酒は、気兼ねなくゴクゴク飲んでこそ楽しいので。

 「酒蔵めぐり」は自宅ですることにします。

 ということで、今回は珍しく、静岡は島田の銘酒「始郎」。

 こういう、杜氏の名前をそのままラベルにした酒は、蔵の気合いが入っているので、飲んでみる価値があると思っています。

 静岡は、居酒屋業界の「日本酒名産地ランキング」では、山形・新潟に次ぐ第3位に位置しているという話も聞くので、なかなか侮れません。

 さて「始郎」。香りが特徴的です。良い日本酒の吟醸香は果物に喩えられることが多いものですが、これは違う。

 ちょっとスモーキーで、ビターチョコレートのような感じ。

 しかし、これが不思議と味の濃いものによく合うのです。…静岡だったら、おでんでしょうね。煮詰まったような濃いめで青のりのかかったやつ。ずいぶん前に演奏旅行で立ち寄りましたが、その時の黒はんぺんが懐かしくなりました。

 少なくとも、リモートで映像を見るよりずっと、当地の空気感を味わえます。

 以上、酒蔵めぐりを堪能しました。

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