今週の山響は、土曜日の「村川千秋のシベリウス」公演。
御歳91歳になられた、山響創立名誉指揮者の村川氏の集大成とも言うべきコンサートです。永年、情熱をかけてきたシベリウスの代表作「交響曲2番」「ヴァイオリン協奏曲」「アンダンテ・フェスティーヴォ」というプログラム。やまぎん県民ホールにて。
今日からリハーサルが始まりました。
本日の指揮は、今回の副指揮者である粟辻聡氏。高齢の村川氏のサポートで入ってもらっているのです。
なんと言っても、このプログラムを全て指揮するのは、本当に体力の要るものです。大曲だし、オーケストレーションも本当に難しい。90歳を超えてこれができる人は世界にも、ほんのひと握りだと思います。…リハーサルで無理をしてはいけません。
今日も感じましたが「第2番」は、一番有名ですし、何度も演奏してきましたが、それでも難しい。シベリウス特有の、拍がわかりにくくて「今どこ?現象」が頻発するのです。
しかし、本当に壮大な作品なので、上手くいけば、神々しいほどの感動に包まれるはず。
明日から村川先生が参加します。どうにか上手く行ってほしい。その思いがオーケストラ全員にあるので、きっと良いコンサートになると思います。
チケットはまだあるようなので、この貴重な機会をお見逃しなく!
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