Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

1点差の重み

2010-06-20 | フットボール全般
悪くない結果。勝ち点3で得失点±0は上出来。結果論だけど仮にドローで終わっても、デンマーク戦で負けなければよいシチュエーションに変わりはなかったから1点差負けで終わって良かった。

守備の組織は非常に良かった。被シュート数がボール保持率の割りに少なかったのは日本に守りのリズムが出来ていたから。しかし一発でやられた。ここが世界との差だろう。振り返ればフランスW杯のクロアチア戦もスーケルの一発に泣いた。あれから12年経っても未だに日本と世界の差は埋まらぬままなのだろうか。

攻撃面では大久保・松井の好調ぶりが目立つ。リズムを掴んで攻めに出る時間帯もあっただけに持てる力は出し切ったのだと思う。

選手交代は全て不発に終わり流れをブッた切った。敢えて誰とは言わないが走らない・キープできない・守れない・流れに乗れないのダラダラしたプレーの連続で魂を感じない交代選手は見ていてイライラする。一人を吊し上げるのは良いことではないし、それで辛い思いをしたのは4年前の自分らだったが、彼のプレースタイルがオランダ戦において日本が標榜した素早い展開とミスマッチだったのは確かだ。

最終戦は集大成。これまで何を積み上げてきたのか、その成果を見せてもらいたい。かと言って過去の定食メンバーに戻るのも困るが、現状出せるベストを出しきってもらいたい。