朝礼の話題

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コンビナート危機

2013-01-21 09:40:07 | 21世紀
コンビナート危機
2013/01/21
 NHKクローズアップ現代で、コンビナートでの爆発事故が取り上げられ、原因として、工場の老朽化と、建設時の技術者の退職、若年技術者の技量不足を上げていました。
 老朽化も全体的な老朽化と部分的老朽化もあって、重要点検個所以外でのパイプ腐食がガス漏れ・ガス爆発になっている例もありました。
 やはり、テレビニュースから知ったことですが、市内のガソリンスタンドの40年経ったものは、地下埋設石油タンクを新設する法律があるそうです。
売上の下がったガソリンスタンドは何百万円もするタンクの入れ替え費用が捻出出来ず廃業するスタンドも多いそうです。
 タンク老朽化による石油漏洩から地下水汚染を防ぐためだそうです。
 昭和40年代の土木構造物も老朽化も問題とされ、トンネル内天井落下なども老朽化が原因とされ、補強工事などを安倍総理は予算化しています。
 
 コンビナートの老朽化は、土木構造物の老朽化より遙かに危険なことです。
 化学コンビナート・石油化学コンビナートなど、耐用年限を40年と定め、解体新設を義務付けることが必要な時代になっていると感じます。
 昔、私どもが建設に携わった、化学工場で若い技術者の話を又聞きですが聞きました。老朽化が進みメンテナンスが出来ないものもある。改修をかさね、図面と現場があってないものもある。何時事故があるか分からない。昔の手抜き工事もある。などと怖い話です。
 埋設された石油タンクと同じように、老朽プラントは新設する法律を通すことは、景気対策の一つでもあります。プラント新設は、国から補助金も出し、固定資産税なども減免し、地震時の安全対策や、新型低コスト安全プラントとして新設しましょう。
 東京湾沿岸の石油タンクなども、地下タンク化し安全なものと改造しましょう。中国は日本に戦争仕掛けようとしているという説もあります。東京湾岸のプラント・コンビナート・石油タンク・LNGタンクなどに爆弾1個で東京は破滅します。地震が来ても今のままでは怖いです。
 40年たっているプラントですから、技術者は内容・原理は良く分かっています。耐用年数は100年として、肉厚パイプを採用し、修理改修しやすいプラントに作り変えましょう。
 都会から九州・北海道に移転するのにも税制優遇などしてやりましょう。
プラント新設することで、技術も向上します。日本の再出発になります。


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