朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

終り悪ければ

2015-01-28 09:33:18 | 21世紀
終わり悪ければ、総て悪し
2015/01/27
 STAP細胞は出来ませんでした。小保方晴子さんの未来はないでしょう?
 マスコミは、理研の責任の取り方が悪いとなおも追求しています。実質責任者だった笹井副センター長が自殺して責任とりましたが、理事長の野添さんや、小保方さんの自殺などを求めているようです。
 学生時代、麻雀している時、危険なパイを棄てる時、三浦さん(現・佐賀大学名誉教授)は、「結局は薬局」と掛け声を掛けて打っていました。
 私達もその真似をしていましたが、意味は、当たっても大したことは無い。薬を飲めば治る程度だ。と解釈していました。
 物事を決断する時、最悪の場合を想定して、利益とリスクを勘案して行え。
 薬局程度ならば実行しよう。という気休めの言葉のようでした。
 50年経った今、考えてみると、実際の決断でも、この言葉を基準に実行していた気もします。
 最悪を想定せず、突き進んで、どうにもならなかったのが小保方晴子さんや笹井副センター長の行動です。
 年金組合の事務長で大金を押領使し、タイに逃げ、使い果たして逮捕された人がいました。結局は監獄になりました。
 野村証券のOBで、年金組合の資金を、危険な証券投資させ、巨額の損を発生させた人もいました。最悪の事を考えていないような行動でした。
 資産家と再婚し、毒殺して、遺産を自分のものにする女性がいました。最悪のことなど考えていないようです。犯罪者は、皆最悪のことなど考えていないから、そんなことをするのです。
 危険ドラッグを吸う人。彼等は、最悪の場合のことを考えているのでしょうか?
 途中段階が良くても、最悪の結果を出せば、総て終わりです。妻子や両親・親族などにも大きなダメージを与えます。
 冒険は楽しく、成功すれば、こんな面白いことはありません。しかし、そんな成功が有るのは映画の中の話です。
 次善の策という考えもあります。儲けは少なくても、それだけリスクも少ない。麻雀でも、危険パイを振らないため、それを残し、役作りを落として安い手を志す。そんな人が結局は最終的に勝つようです。自分の手だけ考え、相手の手を考えないで猪突猛進する人は、敗けが多いでしょう。
 「終わり良ければ、総て良し」と常に考えましょう。良い結果を得るために、リスクを小さくし、無理な冒険をさけるのが、長生きのコツかもしれません。


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