朝礼の話題

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岡田式健康法

2013-05-23 21:54:52 | 21世紀
岡田式健康法
2013/05/24
 昨日一昨日と自分の健康のアイデアを健康法と名付けて雑文を書きました。
 グーグルで「健康法」と検索しますと、「岡田式健康法」が出て来ました。
戦前の日本人の考え方に触れた氣がして嬉しくなりました。
 岡田式健康法は、岡田茂吉が、どうすれば人が健康になり、生活の質を高めることができるのかを追求するなかで発見した、さまざまな原理や方法をもとに生まれたものです。
その基本的な考え方は、この世界(宇宙)には、全ての生き物の生命力の根源となる「自然力」と呼ぶエネルギーが充満していて、それを活用することによって、人は心身ともに健康になれるというものです。
その前提となるのが、私たち人間は、肉体と霊体を持った存在で、本質は霊にありながら、相互に影響しあって生きている存在だということです。そのように人間をとらえ、「自然力」を活用することによって、本質である霊を健康にし、結果として、心身ともに健康になれると考えています。
また、私たちが、生きていく上での最大の難敵のように考えている病気については、本来は、健康の悪化作用ではなく、心身をより美しく健康にして、大自然の法則のもとに秩序と調和がとれた状態に戻し、人間が健康に生きていくために起こる「浄化作用」であると捉えています。

岡田茂吉さんは、1882年(明治15年)、東京にて誕生。
幼少時、貧しい生活を体験し、また、虚弱体質で次々と病気にかかり、結核にもなり、不治の宣告も受けた。このような体験により、食生活の重要性に気づいた。 画家を志し、1897年(明治30年)9月に東京美術学校予備ノ課程に入学するも眼の病に侵され中退。
青年期に、商売を行い成功する。だが、過労をきっかけとして多数の病気にかかり入院を3回し、不治の宣告を2回受ける。そのような体験の中で薬物の持つ副作用に気づき、医薬品や医者に頼らない、自然治癒力を重視した生活様式を築き上げていった。
小間物屋「光琳堂」、装飾品卸商「岡田商店」、映画館経営などの事業を行い順調に収益を上げたが、取引先銀行の破産で事業が頓挫。さらに妻が流産や死産を繰り返しており、やっと妊娠した子も5か月で死亡、先妻も死去するなど、不幸が重なる。慈善は好きだが、宗教は根っから嫌いの無神論者であったが、不幸が続くことで人間の力の儚さから救いを求めて色々な宗教の講話を聴き、信仰を勧められるが心が向かなかった。

1920年(大正9年)大本教に入信。大本教のお筆先にある「世直し思想」(キリスト教でいう「最後の審判」、仏教でいう「末法の世」)に心を打たれたことと、歯痛に悩んでいたが詰めていた消毒薬を取ったら歯痛がよくなったなどの経験に基づく「薬が病気の本(もと)ではないか」という自分の考えと、大本の薬毒の教えが一致していたことが入信の理由であった。
1926年(昭和元年)12月のある晩、お腹に光り輝く玉が入るといった神秘体験をし、自己の使命を悟る。
その使命感から世界救世教を創始します。宗教家にとどまらず、文明評論家、書家、画家、歌人、華道流祖、造園家、建築家、美術品収集家、などの文化人でもある人物です。
箱根美術館、および現在のMOA美術館の前身となった美術館の開設者。自然農法の創始者でもあります。

この岡田茂吉さんは、私の勉強したサイエントロジーのL・ロン・ハバートの考えに似ています。人間は肉体だけではない。霊体があって肉体を統御している。霊体とはいえ完全無欠のものではなく、不具合があれば肉体に影響を及ぼす。人間が生まれて成長し、完全な大人へとなるように、霊体(セイタン=サイエントロジーでいわれる魂のようなもの)も生まれ変わりながら成長する。
セイタンは、人間が死亡すると、身体から離れ、新しく生まれる赤ちゃんに取りつきその赤ちゃんのセイタンとなって、過去を忘れ赤ちゃんと共に成長する。
こういう考えの宗教は、キリスト教やイスラム教のように、絶対的な存在・神があって、人間は神の子であるが、不完全で神の教えを地上に広める使命がある、と考えるのとは大きく違っています。神を信じない者は敵だと考え、十字軍やジハードの運動を起こすものとは次元が異なるように感じます。
宗教を自分なりに理解していないと、猪瀬知事のように、イスラム教を批判することをします。批判することは簡単で、民主党もするし、不満を持つ学生・失業者の得意な技です。批判を口にすることは、人間が成長していなくて、他人に頼らねば生きて行けないという証明でもあります。
病気になるのも、自分に責任があり、利益が少なく揉め事が起こるのも自分に責任が有る。他人に責任を求めるのは、自然の摂理を理解しない子供である。
医学が進歩し病気を治療できるようになりました。しかし病気は本人がなりたくてなっていると言う側面・運命もあるように感じます。
現代の仏教や神道も現代的に進化すべきと思います。葬式・結婚式で稼ぐ風俗産業が宗教では、日本は滅びますよ?


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