朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

プロフェッショナル

2014-07-17 02:30:28 | 21世紀
(参考)プロフェッショナル
2014/03/23
 マー君は7年契約160億円でヤンキースに入団しました。プロ選手は、期待される実績と球団の期待される興行収入により、計算される高額の給与で契約されます。競輪選手・競馬騎手・囲碁将棋プロは個人の賞金を得ます。芸能界や株式ブローカーなども実績で評価され高給で契約されています。
 一般社会では、正規社員・非正規社員・派遣労働者・時給労働者など、時間労働単価で契約されています。プロの世界と違い実績でなく時間が基準です。
 以前、大林組で働いていた時、先輩の土木技術者がアメリカ留学し。現地の設計会社に就職しました。彼が1年ほどして、そのプロジェクトが完了し帰国し、話を聴きました。
 就職してある設計を担当しました。勤務時間は、9時から5時までなどで、定時に退社するものと考えて、そうしていました。何日か経った時、同僚のアメリカ人技師は、「お前はクラークか?プロフェッショナルではないな」と言われたそうです。アメリカ人技師たちは、会社の募集条件に対し応募し採用された成果によって賃金の支払われるプロ技師で、勤務時間に関係なく成果のみで評価されているのです。
 アメリカの企業従業員は、そんな業績によって高給を得るプロと、時間給で働く作業員・事務員と大きく二分されているようです。私は彼の昔の又聞きしか知識はないのいですが。日本の社員契約とは大きく違っているように感じます。アメリカ人クラークは週休2日の場合、休日に別箇の仕事をしたりして収入を増やしていたそうで、丸きり休日の人は少ないのではないかなどとも言っていました。
 日本では、公務員の給与が標準となり、給与幾ら賞与幾らなどと決められますが、従業員に有利な契約条件だと感じます。
 社会の成長する時期なれば、定期昇給・ベースアップなども可能でしょうが、低成長時には、不可能になります。アーサー・ヘイリーの「自動車」の本では自動車会社の発注担当者は、何年経っても変わらない給料で、下請け自営業者が受注を増やし高所得名士に成り上がるのと対照的に描かれていました。
 日本でも、プロとして稼げる技術者や研究者・才能者を養成する大学・専門学校を重視し、一般教養を高める旧来の文系大学・マスコミ養成などは。趣味大学として就職斡旋などしない自分でやれと言う区分をし、プロ養成を学校の使命としたいですね。外国人の日本の大学留学などはプロ養成学校なれば多数来ますよ。税制もプロ重視とし、高給者も低税率にし、無駄使いで職人や技能者が生きられる社会の支え手として育てましょう。プロを尊敬し大切に!


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