朝礼の話題

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地震について上原先生の見解

2011-03-22 08:37:50 | 21世紀
元の日本より良い日本にする
 上原経営塾 2011/03/18
 東北大地震では、大きな被害を受け、実にみじめな姿を晒している。
 想定外と言うけれど、想定内の出来事である。
 日本の建物は、震度6まで耐えれば良いことになっている。
 震度7では耐えられなくても良いとされている。
 津波の高さも10mまで耐えれば良いという設計である。重要な建物は30mの津波に耐える設計であるべきだった。
 原子力発電所の耐用年数は、元々30年としている。現在40年稼働している原発もあり、廃炉すべきである。
 東京電力は、倒産するかも知れない。もう原子力発電所は日本では造れないだろう。福島で失われた800万kwの発電能力を新しく補充する資本を東電は集めきらないだろう。火力発電所を造るにしても、大量の冷却水を必要とするから海岸地区でなければ出来ないが、東北・関東・関西ともに、開発が進みすぎ立地場所がない。九州に余地があるので、九州に発電所ラッシュが来るだろう。
 この危機をバネに、元以上の日本になろう。九州は無傷である。活動を期待されている。日本のエネルギー源は、火力・原子力に頼らない方向に行かねばならない。10年後の日本のGDPは現在の2倍になると想定し、新エネルギー・海洋温度差発電・バイオ燃料・潮流発電・温泉発電などの開発を国の方針とすべきだ。
 日本人の資質を活かす、教育の日本モデルを構築しよう。
 今の調子で行けば、原油1バーレル250ドル・ガソリン1リットル200円~300円になるだろう。ガソリン自動車から水素・電気自動車への代替も早まるだろう。
 上原先生のグループでは、間伐材から木搾油を造り、バイオ燃料にする技術も実用化近い。そしてその過程で造れる活性炭から「キャパシタ」と呼ばれる蓄電池も多いに期待出来る。これは20mx30mx10m位の大型のもので、風力・太陽光などの電力を蓄電するのに最適だ。
 世界中で、原子力発電所は修理も中止になり、廃炉になる可能性が大きい。
 海洋温度差発電所ほ5年以内に、実用化されるだろう。1基100億円の小型発電所だが、地震前の話で政府が5基に予算を付けることになっている。
 創造力と忍耐力で物事は発展する。九州人は創造力はあるが忍耐力がない。
 会社を成長させることは難しい。成長過程で障害が続いて起こる。会社を成長させようと思うならば、忍耐力をつけねばならない。諦めれば終わりだ。


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