ダブルスタンダード

ＮＨＫと美空ひばり
2011/12/24
美空ひばりは暴力団と関わりありとして、昭和５０年代ＮＨＫは出演させなかった。ウイキペディアでは美空ひばりのことを次のように書いてあります。　　　　　1973年、暴力団構成員であった弟のかとう哲也の逮捕をきっかけに、三代目山口組・田岡一雄との関係を問題視される形で事実上の落選となり、以後は「自発的に出場辞退」という形をとり続けたが、実際には紅白を事実上追われて、正式な出場歌手としてはついに復帰できなかった事は有名である。2008年にも同様に暴力団組長が主催したゴルフコンペに複数のベテラン歌手が参加した事が発覚、この歌手たちについてNHKは「当面は番組出演見合せ」という措置を取り、歌手たちの所属する事務所は「辞退という形を取った」と主張したものの、この年の第59回ではやはり事実上の落選という形になった。また、1986年の第37回では、北島三郎・山本譲二が1月に暴力団主催の宴席に出席していたことがマスコミ報道で暴露され、本番の差し迫った12月29日に出場辞退を余儀なくされ、代役として角川博と鳥羽一郎を選出したものの、今度は鳥羽が自身も暴力団と過去に関わりがあったことを自ら暴露し、この一件に対するNHKの偽善の姿勢を批判して辞退、最終的には30午後というギリギリの段階で、31日夜のスケジュールが偶々空いていたシブがき隊を確保して代替出場させ、どうにか取り繕ったという事例も発生している。この様な「黒い関係」については、暴力団関係者のものであることが意図的に伏せられた宴席に芸能人が招待・招聘され出席し、マスコミ報道による暴露で当事者や所属事務所が初めてその事実を日把握したような場合も適用された。
　現在では、一罰百戒で島田紳助が芸能界引退とされましたが、紅白歌合戦の出場歌手には、何の沙汰もないようです。
　生前は、美空ひばりを、テレビ出演させなかったＮＨＫは、彼女が死ねば、神様扱いで過去の録画をこれでもかこれでもかという風に放映しています。
　北島三郎は、最多出場回数を誇っていますが、時効は1年だったのは何故だったのでしょう？
　今年の紅白出場者だって、黒い交際を噂される人がいますが、県条例まで作って、暴力団関係者に自動車を売っても親密交際者としているのに、ＮＨＫでは放置です。「建前と本音」の民主党的警察の対応なのでしょう。
　暴力団映画の北野たけし監督は、日本映画最高芸術家ですし、暴力団小説の大沢在昌は直木賞です。パチンコ屋には、警察官が天下りし保護している国ですから、当たり前のことなのですね！