朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

グローバルはいらない

2011-01-20 08:23:13 | 21世紀
海外留学の減少
2011/01/19
 アメリカ・ハーバード大学の日本人学生は、現在5人しかいないと今朝のNHKで言っていました。原因は、留学すると就職に不利であること、日本人若者が冒険しなくなったこと、その傾向の結果今後結婚が減り、人口も増えないだろうなどと言っていました。女性アナウンサーが得意気に言うのは反発を感じます。
 留学生が少ないのは、日本国内にいることが快適だからです。米国留学の多い中国や韓国は、留学する方が快適であり、将来に有利だからでしょう。
 競争をしてはいけない国、成績の順位を発表するのはプライバシーの侵害になる国、馬鹿な方がテレビでもてる国、皆一律で平等を最高価値とする国でそういう価値観を日教組から叩き込まれて、他人より抜きんでてエリートになろうとする人はいません。
 代議士でさえ、「なぜ一位でないといけないのですか?二位ではいけないのですか?」と嘯く国なのですから!
 海外留学生を増やすことが必要と思うならば、留学帰りの若者に権限を与え実務をさせる国になるべきです。NHKは海外大学卒業生を就職させるべきです。官公庁も海外大学卒業生をエリートにし、国内大学卒業生は高卒同程度の扱いとし現場の下働きをさせなさい。
 高校生が留学を有利と思えば、皆留学しますよ。
 しかし、それこそが亡国の道です。歩のない将棋を志す下手な将棋指しの作戦でしょう。
 海外留学生が少ないことは、私は喜ぶべきことと感じます。
 海外留学生をエリートにするにしても、人数は少ないほど値打があります。
 海外留学しても能力が上がる訳でもなく、一部変わった知識が増えるだけです。海外大学留学生が減少すると同時に、日本の大学進学率も下がるのが理想的です。大学教育が一般の仕事何の役に立つか? 研究者・医者等特殊技能者養成には、大学は必要でしょうが、文学・営業・事務などは高校教育で十分です。職人は高校教育さえ不必要です。
 不要な知識をため込んで引きこもり生活者や秋葉原殺人者養成をするより、漢文素読や宗教修練、自衛隊・消防士的訓練をする方が、本人の為であり、日本の為になります。
 海外留学生を外務省に採用するのも良くないと思います。現在の外務省役人は、自分の勉強した国の為に外交をし、日本の為にならないと言われています。
 日本の価値観を最高として、外国と交渉するには、海外留学も不要です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿