朝礼の話題

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酒粕の効用

2016-05-12 00:33:13 | 21世紀
酒粕の効用
2016/05/12
 栗山真由美さん著「ゆる粕レシピ」を読みました。酒粕は、栄養の宝庫であり、日本人の宝と感じました。焼酎粕は廃棄に困り、再度発酵させ燃料に使用されると言うニュースを見たことがありますが、酒粕はそのままで利用できるのです。旧来は、粕漬け程度でしたが、これらの本を読みますと、学校給食や老人ホーム給食などにも最高の食材と感じました。
 グーグルにはこんな記事があります。
酒粕は日本酒を造る際の副産物として生まれますが、三大栄養素をはじめとするさまざまな栄養を含んでいることから、近年健康食品にも多用されています。
日本食品標準成分表によると、酒粕に含まれる栄養素はたんぱく質や炭水化物、脂質のほか、ビタミンB1やB2、ナイアシン、葉酸、パントテン酸などのビタミンB群が豊富で、特にナイアシンは牛乳や卵の約20倍も含まれています。
また、食物繊維も100gあたり5.2gと多く、りんごの約4倍にも及んでいます。
そのほかにも、エネルギー生産に欠かせないアミノ酸や酵母などが含まれており、現代人に不足しがちな栄養素をバランス良く補うことが可能となっています。

●レジスタントプロテインが、油を捕まえてくれるので、悪玉コレステロールが減少するのです。 また、便に脂質が含まれるので、お通じも快適になります。
そして実は、レジスタントプロテインは、酒粕になったことで、その効果が発揮されるようになったんです。
お米から日本酒を作るときに、麹と酵母がお米に含まれる、たんぱく質などを分解していく中、レジスタントプロテインは、消化されにくいため、酒粕の中に残り、濃縮されているのです。 身体の中で、脂肪に変わりにくく、外に排出してくれて、また、お通じの調子も良くしてくれるとなると、ダイエットや美容にもってこいの栄養成分ですね。
●人間の体内にはガン細胞と正常な細胞を区分し、ガン細胞だけを殺すナチュラルキラー細胞が存在しています。
酒粕にはナチュラルキラ-細胞のはたらきを活性させる物質が含まれており、抗ガン作用への効果が期待されています。
また、酒粕中に含まれるα-ハイドロオキシ酸にもガン細胞を抑制する作用があり、長期にわたる疫学調査では、日本酒を飲む人の方が大腸ガン・胃ガンにかかる危険性が少ないと報告されています。
●酒粕には血栓を溶かす酵素ウロキナーゼの合成を促進させる物質が含まれており、動脈硬化のリスクを軽減してくれます。
また、同じように血栓を溶かすはたらきをもつプラスミノーゲンも含まれていることから、生活習慣病予防への効果が注目されています。
 酒粕はアマゾンで1kg¥500程度で沢山売られています。早速注文しました。料理が楽しみになります。
 酒よりも 酒粕の方に 価値があり     酒粕は 百薬の長と 呼びましょう