マイクロバブル・ナノバブル
2015/11/16
グーグルで「ナノバブルの世界」を検索すると、以下の説明がありました。
気泡の場合、表面張力が作用すると、丸い表面が小さくなろうとするために結果的に内部にある気体(気泡本体)を圧縮することになります。この圧縮作用は気泡の大きさと密接に関係しており、直径に反比例した圧力を生じます。つまりマイクロバブルは強く加圧されているわけです。直径が10μmならば環境圧にプラスして約0.3気圧。1μmならば約3気圧、100nmの場合には約30気圧となります。小さくなればなるほど、表面の曲率が急激になり内圧上昇が効果的に作用するため、より強く加圧されるわけです。加圧された気体はより効率的に水の中に溶け込んでいきます。さらに重要なことは、気泡が小さくなればなるほど強く加圧されており、それに応じてガスが溶け込む速度も増加するということです。つまり気泡は小さくなればなるほど、縮小する速度も上がっていきます。
「普通の泡」に比べてどの様な利点があるのでしょうか?
ひとつは気体を水に溶解させる作用に極めて優れている点です。 金魚鉢のブクブクは魚に 酸素を与える目的で行いますが、マイクロバブルを利用すればこれを非常に効率的に行うことができます。 実用には相応の工夫が必要ですが、はるかに少ない 動力
で魚を高密度に飼育することも可能です。
今、霞ヶ浦で利用しているYJ型 マイクロバブル発生装置のノズルは消防ホースの先のようなものであり、水を強力に吐き出します。この時にマイクロバブルも吐き出します。ただし、ホースの 根本に入れる気体量が多すぎるとマイクロバブルはあまり発生しません。大きな気泡がゴボゴボ出てきます。実はこの状態で、九州の浄水池などでは大きな成果 を得ています。
マイクロバブルの発生という観点からは勿体ない使い方です。でも成果が出ている。何故 か? 水が「良く動く」からです。 ホースの先から水だけを出したのでは、池全体の水はさほど動きません。気体を一緒に吐き出すから、全体に大きな流れを 生じるのです。密度の違うものを組み合わせるとドーナツ煙と同じように面白いことが起こります。(もっともこの特性はこの発生装置に特有の利点かも知れま せん)
水の動きを工夫すれば、酸素をいっぱい含んだ表面の水を湖底に導くことが可能です。ついでに アオコも引き込まれます。そして水が綺麗になる。 この観点だけから考えると湖沼浄化にマイクロバブルは必要ありません。 もっとも、大きな池やダムを 対象とすると、この方法では限界があります。 やはり吸気量を少し絞り込んでマイクロバブルを発生させて低層域に十分な酸素を送り込んであげることが不可 欠だと思います。
有明海の浄化については、諫早干拓の開門が効果的かどうかと裁判が行われ、最高裁まで行くのでしょう? 今までも、牡蠣・ムール貝の大規模養殖で水質浄化を図ろうと、このブログで書きました。洞海湾や東京湾の狭いところでは効果を上げているようです。
マイクロバブルによる水質浄化も、上記引用から、実用化も間近いようですが、有明海で実験の話など聞きません。 地元の大学研究者・農林省は、声を上げ、大規模実験に手を付けましょう。
アベノミクス第四の矢の地方創生の良いテーマです。
有明海の海底は無酸素状態で特産タイラギの仔貝を植付けても、死滅するそうです。絶好の試験場所です。 水深の深い場所に、定置式のいかだを設置し、マイクロバブル発生プラントを設置し、太陽光発電電力により稼働させる。必要なれば、海底ケーブルで送電するでも良いでしょう。
無意味な裁判を喜んでいるマスコミや、民主党・市民派裁判官は、実用的な解決法を喜ばないでしょうが、有明海が豊穣の海になることは、望まれることです。水質悪化の原因とされるノリ養殖の酸処理排水の浄化にも効果ありそうです。 アベノミクス万歳 佐賀県・長崎県は声を上げましょう。
タイラギの あの貝柱 もう一度 裁判は 何も生まない 争いだ
2015/11/16
グーグルで「ナノバブルの世界」を検索すると、以下の説明がありました。
気泡の場合、表面張力が作用すると、丸い表面が小さくなろうとするために結果的に内部にある気体(気泡本体)を圧縮することになります。この圧縮作用は気泡の大きさと密接に関係しており、直径に反比例した圧力を生じます。つまりマイクロバブルは強く加圧されているわけです。直径が10μmならば環境圧にプラスして約0.3気圧。1μmならば約3気圧、100nmの場合には約30気圧となります。小さくなればなるほど、表面の曲率が急激になり内圧上昇が効果的に作用するため、より強く加圧されるわけです。加圧された気体はより効率的に水の中に溶け込んでいきます。さらに重要なことは、気泡が小さくなればなるほど強く加圧されており、それに応じてガスが溶け込む速度も増加するということです。つまり気泡は小さくなればなるほど、縮小する速度も上がっていきます。
「普通の泡」に比べてどの様な利点があるのでしょうか?
ひとつは気体を水に溶解させる作用に極めて優れている点です。 金魚鉢のブクブクは魚に 酸素を与える目的で行いますが、マイクロバブルを利用すればこれを非常に効率的に行うことができます。 実用には相応の工夫が必要ですが、はるかに少ない 動力
で魚を高密度に飼育することも可能です。
今、霞ヶ浦で利用しているYJ型 マイクロバブル発生装置のノズルは消防ホースの先のようなものであり、水を強力に吐き出します。この時にマイクロバブルも吐き出します。ただし、ホースの 根本に入れる気体量が多すぎるとマイクロバブルはあまり発生しません。大きな気泡がゴボゴボ出てきます。実はこの状態で、九州の浄水池などでは大きな成果 を得ています。
マイクロバブルの発生という観点からは勿体ない使い方です。でも成果が出ている。何故 か? 水が「良く動く」からです。 ホースの先から水だけを出したのでは、池全体の水はさほど動きません。気体を一緒に吐き出すから、全体に大きな流れを 生じるのです。密度の違うものを組み合わせるとドーナツ煙と同じように面白いことが起こります。(もっともこの特性はこの発生装置に特有の利点かも知れま せん)
水の動きを工夫すれば、酸素をいっぱい含んだ表面の水を湖底に導くことが可能です。ついでに アオコも引き込まれます。そして水が綺麗になる。 この観点だけから考えると湖沼浄化にマイクロバブルは必要ありません。 もっとも、大きな池やダムを 対象とすると、この方法では限界があります。 やはり吸気量を少し絞り込んでマイクロバブルを発生させて低層域に十分な酸素を送り込んであげることが不可 欠だと思います。
有明海の浄化については、諫早干拓の開門が効果的かどうかと裁判が行われ、最高裁まで行くのでしょう? 今までも、牡蠣・ムール貝の大規模養殖で水質浄化を図ろうと、このブログで書きました。洞海湾や東京湾の狭いところでは効果を上げているようです。
マイクロバブルによる水質浄化も、上記引用から、実用化も間近いようですが、有明海で実験の話など聞きません。 地元の大学研究者・農林省は、声を上げ、大規模実験に手を付けましょう。
アベノミクス第四の矢の地方創生の良いテーマです。
有明海の海底は無酸素状態で特産タイラギの仔貝を植付けても、死滅するそうです。絶好の試験場所です。 水深の深い場所に、定置式のいかだを設置し、マイクロバブル発生プラントを設置し、太陽光発電電力により稼働させる。必要なれば、海底ケーブルで送電するでも良いでしょう。
無意味な裁判を喜んでいるマスコミや、民主党・市民派裁判官は、実用的な解決法を喜ばないでしょうが、有明海が豊穣の海になることは、望まれることです。水質悪化の原因とされるノリ養殖の酸処理排水の浄化にも効果ありそうです。 アベノミクス万歳 佐賀県・長崎県は声を上げましょう。
タイラギの あの貝柱 もう一度 裁判は 何も生まない 争いだ