danntotu

断トツ
2013/05/08
　ＷＢＳ（ワールド・ビジネス・サテライト）で東京デズニーランド創立３０年を記念して、現地から報道していました。当日夜８時から、お客様は、デズニーランドで働くキャスト（アルバイト）だけで、歓待するのは社長以下の正社員だそうです。実務もこなす幹部であるからこそキャストを指導できるのです。年間の投資額は３００億円でこれは売上の１０％に相当し、リピート客に何度も来てもらうための投資であり、現在のリピート客は９５％だそうです。
　カルビーのフルグラ・ポテトチップス・かっぱえびせんなどの商品が紹介され、カルビーの社長は、「目指すのは断トツだ。シェアー７０％で２位を引き離す」と言っています。
　ブリヂストンの話もありました。アメリカ・アリゾナ州で東京ドーム１５個分の農地を所有し、天然ゴムを産生する植物を栽培しています。天然ゴムはインドネシアなど南洋の国でゴムの木から樹液を採ってつくります。
　ＢＳは現在世界一のシェアーを持つタイヤメーカーですが、アメリカで天然ゴムを作ることで、断トツの会社になるべく努力をしているそうです。

　２位の会社が、追いつくのを諦めると言う程度の差が断トツと表現することで、３分の２を制することだそうです。
　憲法改正は、３分の２の投票を得なければ出来ないことになっているそうです。断トツの状態でなければ憲法改正出来ないのですね？
　株主も６０％制すれば、やりたいようにできると言う事で、西武鉄道は買収を仕掛けられています。
　プロ野球も勝率６割は、絶対優勝です。
　大相撲の白鵬は、勝率９割以上で、これでは日本人はかなわないでしょう。
　
　安倍首相は、政治の安定、決められる政治、と政治方針を出します。これは国会の３分の２を得ることです。
　現在の違憲国会といわれる状態を直すべく０増５減の小選挙区の変更しようとしますが、野党は全党反対です。安倍さんに３分の２を取らしてあげたいですね。自民党が断トツで日本の意志を出さなければ、TPPや中韓、北朝鮮関係でも、日本の立場は無視されることになるでしょう。
　民主主義とは、数の力で決めることです。旧社会党の美濃部知事のように、一人でも民衆の反対する道路は造らないというものではありません。多数の人の求めるものを作り、少数の人はそれに従うことです。