茶摘み(文部省唱歌)

2018-02-04 01:22:45 | 童謡・唱歌
茶摘み 童謡 唱歌


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夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
「あれに見えるは茶摘みじゃないか
あかねだすきに菅の笠」

日和つづきの今日このごろを
心のどかに摘みつつ歌ふ
「摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにゃ日本の茶にならぬ



夏も近づく八十八夜・・・

八十八夜とは、立春からかぞえて八十八日目にあたる日で、今年(2018年)は5月2日。

この八十八夜とお茶が結びついたのは、この曲「夏も近づく八十八夜・・・♪」と茶摘みを歌った唱歌の影響も大きいようですが、実際には茶産地の温暖差によって茶摘みの時期は異なります。

新茶時期の出始めは、新芽を手で摘んだ上質なお茶が手摘み茶として、その後摘み取りのピーク時にはハサミ摘みや機械摘みとなります。

八十八夜に摘み取られるお茶は、古来より不老長寿の縁起物の新茶として珍重されています。

茶摘み最盛期である八十八夜、縁起を担ぐという意味合いと気候条件も含めてこの時期のお茶は極上です。

お茶の新芽には前年の秋からひと冬越えて蓄えられた成分があふれていますので、特有の若々しい香りが失われないうちに製茶された一番茶を、ゆったりと寛いで飲みたいものです。
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