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3月1日の欧州マーケットサマリー:株が続伸、ギリシャ支援観測で

2010年02月24日 | 記事紹介

 bloomberg

 http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=avntfVXqQXak

2010年3月2日配信

  記事の紹介(抄出)です。

 

3月1日の欧州マーケットサマリー:株が続伸、ギリシャ支援観測で

3月1日(ブルームバーグ):欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の通り。(表はロンドン午後6時現在)

為替 スポット価格 前営業日ユーロ/ドル 1.3533 1.3631ドル/円 89.20 88.97ユーロ/円 120.73 121.26

株 終値 前営業日比 変化率ダウ欧州株600 248.69 +2.89 +1.2%英FT100 5,405.94 +51.42 +1.0%独DAX 5,713.51 +115.05 +2.1%仏CAC40 3,769.54 +60.74 +1.6%

債券 直近利回り 前営業日比独国債2年物 .95% -.01独国債10年物 3.11% +.01英国債10年物 4.08% +.04

商品 直近値 前営業日比 変化率金 現物午後値決め 1,114.00 +5.75 +.52%原油 北海ブレント 76.67 -.92 -1.19%

◎欧州株式市場

  欧州株式相場は続伸。財政問題を抱えるギリシャが支援を受けるとの観測を背景に買いが入った。金属相場の上昇で鉱山企業の業績見通しが明るくなったことも買い材料。

ギリシャ国立銀行を中心にギリシャ株は1カ月ぶり高値に上げた。英豪系の鉱山企業BHPビリトンとリオ・ティント・グループが高い。チリ大地震の影響で銅相場が上昇した。ドイツの特殊化学品メーカーのランクセスは大幅高。業績予想の上方修正が好感された。

  一方、通期利益が予想を下回ったことを手掛かりに欧州最大の銀行HSBCホールディングスは下落、相場全体の上値を抑えた。

  ダウ欧州600指数は前営業日比1.2%高の248.69で終了。

LLBアセットマネジメントのゲロルド・クーネ氏(リヒテンシュタイン在勤)は、「ギリシャのデフォルト(債務不履行)は容認できないというニュースは前向きな材料だ」と語り、「決算シーズンはギリシャ問題に遮られてしまったが、今回の企業決算は総じて市場が認識していたよりも良好だ」と続けた。

ギリシャのASE指数は2.9%上昇し、2月3日以来の高値を付けた。ギリシャ国債の保証コスト低下が買い材料だった。

ギリシャ国立銀行は5.1%上昇。BHPビリトンは3.2%高、リオは3.1%値上がりした。

◎欧州債券市場

  欧州債市場ではギリシャ国債が上昇。欧州連合(EU)の欧州委員会、レーン委員がギリシャに財政赤字削減に向けた追加措置発表を呼び掛けたことを背景に、ギリシャ救済策への合意が近づいているとの観測が高まった。

  ギリシャ10年債利回りは2週間ぶり低水準を付けた。レーン欧州委員はこの日、ギリシャのパパコンスタンティヌ財務相と会談した。一方、ドイツ10年債は6営業日ぶりに下落し、同利回りは昨年10月以来の低水準から上昇に転じた。欧州ダウ600指数は、前週末比1.2%高となった。

エボリューション・セキュリティーズ(ロンドン)の債券アナリスト、エリザベス・アフセス氏は、「ギリシャ救済をめぐる話題が相場を大幅に押し上げた。何か発表されるだろうが、赤字削減に向けた追加措置次第だ。質への逃避の動きがあまりないことから、ドイツ国債は下落する可能性がある」と語った。

  ロンドン時間午後5時現在、ギリシャ2年債利回りは前週末比38ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の5.73%。一時は69bp低下し、先月10日以降で最大の下げとなった。ギリシャ10年債利回りは19bp下げた後、9bp低下の6.26%となった。

  独10年債利回りは前週末比1bp上昇の3.11%。2月19日以来で初の上昇。同国債(表面利率3.25%、2020年1月償還)価格は0.05ポイント下げ101.19。一方、独2年債利回りは0.94%と、前週末から1bp低下した。

◎英国債市場

  英国債相場は下落した。世論調査でブラウン政権が大幅な過半数を獲得せずに続投する可能性が示され、財政赤字削減への期待が後退した。この日のポンド相場は対ドルで10カ月ぶり安値を付けた。

  2月28日付の英紙サンデー・タイムズに掲載されたユーガブ(YouGov)がまとめた世論調査によると、野党・保守党の与党・労働党に対する支持率のリードは2年余りで最小となり、6月までに行われる総選挙で労働党の過半数議席獲得を阻止できない可能性を示した。外国人投資家による英国債売りが加速する中、30年債入札が2日に実施されることも相場へのマイナス要因となった。

  ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(ロンドン)のシニア為替ストラテジスト、オードリー・チルドフリーマン氏は「議会審議がこう着するリスクが高まりつつある。英国が必要とする改革を推進するには圧倒的な過半数を握る政権が必要だ。政治面での展開が市場の悲観的なセンチメントを強めた」と語った。

  10年債利回りは前週末比6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.09%。2年債利回りは8bp上昇し1.02%となった。バークレイズ・キャピタルの英国債セールス責任者、アダム・マコーマック氏は、30年債入札を翌日に控えて「市場関係者が為替動向と世論調査に注目する中、国債は下落した」と指摘した。

  イングランド銀行(英中銀)の1日発表によると、1月の外国人投資家による英国債売り越しは14億9000万ポンドと、ここ9カ月で最大となった。

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参考画面:記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク 名子 知子 Tomoko Nago-Kern+1-212-617-2407 tnagokern@bloomberg.netEditor: Akiko Nishimae記事に関するエディターへの問い合わせ先:東京 大久保 義人 Yoshito Okubo + 81-3-3201-3651okubo1@bloomberg.ne

更新日時: 2010/03/02 04:38 JST

  記事の紹介(抄出)終わりです。

 

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