そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#14.3431-14.3433

2012年11月28日 |  / 万葉集

11/28
「足柄アシガリの安伎奈アキナの山に引こ船ブネの後シリ引かしもよここば来難コガタに(#14.3431)」
「足柄の安伎奈の山から引く船の後ろ引かれるここに来にくいのに()」

「足柄のわをかけ山の穀カヅの木の我ワを拐カヅさねもかづさかずとも(#14.3432)」
「足柄の吾を懸け山のカジの木の吾を誘えよカジ皮剥かず()」

「薪伐コる鎌倉山の木垂コダる木をまつと汝が言はば恋ひつつやあらむ(#14.3433 右の三首は、相模の国の歌)」
「薪取る鎌倉山の枝垂れ木の待つというなら恋せずもよい()」

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岸田秀-3(戦争犯罪と謝罪)

2012年11月27日 | 日めくり帖

11/27
「ドイツにてナチス追及熾烈だが日本の場合それとは別と()」
「日本は水に流すをよしとして相手の罪も水に流せり(欧米人ほど追及しない)」
「謝るはおためごかしで本当に謝るべきはしないが普通(アメリカの日本兵捕虜の虐殺、原爆投下、ソ連のシベリア抑留、スペインのインディオ大量虐殺、イギリスのインドやビルマに、フランスがインドシナ三国にオランダがインドネシアに謝罪したと言うことは聞かない。)」
「本当は戦後日本の罪悪の意識がずれてもと見失う(中国や朝鮮といったアジアへの謝罪)」
「正直な気持ちをいえば米英やオランダなどに罪は感ぜず(脅しをかけてきたのは奴らである)」
「アメリカが正義をかざし日本の戦争責任裁くはおかしい(アジアを植民地化して追い込んだ。因縁をつけられ無実の罪で罰せられたという思いが残っている)」

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万葉集#14.3429-14.3430

2012年11月27日 |  / 万葉集

11/27

「遠江トオツアフミ引佐細江イナサホソエのみをつくし吾アレを頼めて浅アさましものを(譬喩歌タトヘウタ #14.3429 右の一首は、遠江の国の歌。)」
「遠江トオツアフミ引佐細江イナサホソエの澪標われ頼らせて疎ましくする()」

「志太シダの浦を朝榜ぐ船はよしなしに榜ぐらめかもよ寄し来ざるらめ(#14.3430 右の一首は、駿河の国の歌)」
「志太シダの浦朝榜ぐ船はわけもなく榜いでいるのかきっと理由ワケあり()」


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岸田秀-2(ペリー来航と真珠湾)

2012年11月26日 | 日めくり帖

11/26
「人間は行動するがその動機意識することないといいたり()」
「本人が意識をしたるその動機真の動機であることはなし(精神分析の説くところ)」
「歴史とはそこに参加をした人の意識をしない動機が多い()」
「例えれば日米開戦・真珠湾奇襲をしたる史実をみよう()」
「日本の当事者奇襲をした理由は活路たたれて仕掛けられたり(アメリカに石油を禁油され、中国・仏印からの全面撤兵を要求され追い詰められたことによる奇襲だった。)」
「この奇襲選択として理にかなう見えるが内部に不合理孕む()」
「著者は言うペリー来航強姦の復讐をする機会だったと()」
「強姦のその屈辱を抑圧し内外自己が分裂をする(外的自己:あこがれ、内的自己:憎悪)」
「とりあえず奇襲はしては見たものの目的・戦略見えてこなけり()」
「真珠湾最初の攻撃ペリーへの復讐遂げて自己満足に()」

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万葉集#14.3426-14.3428

2012年11月26日 |  / 万葉集

11/26
「会津嶺の国をさ遠み逢はなはば偲シヌひにせむと紐結ばさね(#14.3426)」
「磐梯山の国から遠く逢えないで偲ぶよすがに紐を結ぼう()」

「筑紫なるにほふ子ゆゑに陸奥ミチノクの片依カトリ処女ヲトメの結ひし紐解く(#14.3427)」
「筑紫なる匂う娘のため陸奥の可刀利カトリ処女ヲトメの結し紐を解く()」

「安太多良アダタラの嶺ネに伏す鹿猪シシのありつつも吾アレは至らむ寝処ネドな去りそね(#14.3428 右の三首は、陸奥の国の歌。)」
「安太多良アダタラの山に伏す鹿猪シシいるけれどわれ訪れる寝処ネドコ変えるな()」

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