そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

子規の一句と時候(2017/01/03)

2017年01月03日 | 日めくり帖

2017/01/03

「五十年経てなお慕う人がありスノードロップの淡いため息(鳥海明子)」
「古稀まえに皺なき女ヒトを思えればため息が出る一つ二つと
 (待雪草、花言葉:初恋のため息)」

「山芋は消化がよくてスタミナがつくから『山のうなぎ』とされる()」
「年末始酷使されたる胃にとって『三日とろろ』に勝るはなけれ()」

「めでたさも一茶位や雑煮餅(M31)」
「本句取り元は一茶の句であると妻子ができて安寧の日々
 (継母との遺産相続争い、信濃に帰り結婚、二歳になった長女に雑煮を与える正月の景)」

「めでたさの度合い一茶に通づると言いきる子規の正月のこと
 (前年に、共著『俳人一茶』で、初めて近代的な評価を一茶に与える。)」

「めでたさもちう位也おらが春(一茶)」
「社食にて食べてうましや雑煮膳(凡骨)」

 
 


 

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