子を思う母

10/19
「子を思う親の気持ちは深けれど腹貸す時代今はなりぬる
（59才の母が孫を）」
「わが子は二十になりぬらん博打してこそ歩くなれ・・・負けかいたまふな王子の住吉西の宮（梁塵秘抄）」
「朝に見て昼には呼びて夜は触れ確かめをらねば子は消ゆるもの
（河野裕子、この歌は億良なみにいい）」

徒然草（#215 酒の肴）

10/19
「最明寺入道殿が迎えくる酒の相手をしてほしいとて
（宣時の朝臣が老いて語る）」
「直衣を探して手間を取りしとき夜ゆえ姿構わず来いと
（使いが二度目に来た）」
「肴なくあてを探せば土器に付く味噌見つけそれでよかれと（）」
「要するに昔語りの常ならん質素であったといいたかったか（）」

徒然草（#217 儲けること）

10/19
「いまでいうＩＴ長者いうことにゃなにはともあれまず儲けろと（）」
「色々と考えかたはあろうとも欲が生ぜば成就をせよと
（究竟=理即、大欲=無欲）」
「この段は松下翁の考えを述べているかな儲け還元（）」
「欲望を満たして嬉々とするよりも欲なきがよし（）」